鬼ノ城 桃太郎伝説を訪ねてー其の壱

岡山県総社市にある鬼ノ城は大和朝廷によって国の防衛のために築かれた古代の山城。桃太郎伝説のモデルとなった吉備津彦命に退治された温羅(うら)という鬼の居城という言い伝えがあります。

桃太郎伝説の地

桃から生まれた桃太郎は犬、猿、きじを連れて鬼ヶ島へ鬼退治に。この有名なおとぎ話のモデルとなった人物がいる。その名も吉備津彦命(きびつひこのみこと)。吉備津彦命は鬼ノ城に住む温羅という鬼を倒し、その首を吉備津神社の釜の下に封じたという伝説が残されている。

温羅という鬼の正体は諸説ある。異国から来た王子であるとか、製鉄技術を伝えた渡来人であるなど、異国の見慣れない外見の人間を鬼に例えたのかもしれない。

古代の山城 鬼ノ城

【鬼ノ城へのアクセス】
・自家用車:山頂の鬼ノ城ビジターセンターまで車で進める。そこから徒歩5分程度。
・徒歩:JR吉備線 服部駅から約5キロ

車で行くのが現実的ですね。麓から約3キロ、離合するのにドキドキの山道をひたすら登っていくことになりますが、駐車場はそれなりに広いです。駅から徒歩だと山道を登ることになります。

山頂には城壁や門の跡が残されており、2.8キロのウォーキングコースになっています。多少のアップダウンはありますが、初心者でも景色を楽しみながらのんびり歩けるコースです。

こちらが復元された西門。

5月の訪問でしたが新緑が目に眩しい。それほど高い山では無いのですが、山頂からの大パノラマの眺めは一見の価値あり。

西門からウォーキングコースを歩いてみました。西門から城壁跡が続きます。

水門と説明がある壁。どこが??と思うのですが、雨が降るとここから水が流れる仕組みになっているようです。

東西南北に門の遺跡がありました。
一周ゆっくり散策して約2時間弱でしょうか。歩きやすい靴と水分を用意して行きましょう。

温羅の名前が刻まれた石碑。伝説では、温羅は鬼ノ城から岩を投げ、それを吉備津彦命が矢で打ち落としたと言われています。岩と矢はぶつかりあい,勝負がつきません。そこで吉備津彦命は矢を2本番えて放ちます。1本は岩に、もう1本は温羅の目を射貫いたそうです。

この伝説はまた次回で。

こちらは鬼ノ城ビジターセンターの展示。発掘現場の写真パネルや歴史について知ることができます。山の模型があるのでコースを確認してみると良いですね。

古民家カフェでランチ

鬼ノ城の近くには総社市のシンボル国分寺、その近くに素敵な古民家カフェ「珈琲と人」があります。古民家をリノベーションした温かい店内で美味しいランチやスイーツはいかがでしょうか。

おそばとお魚のランチセットと濃厚なキャラメルチーズケーキをいただきました。

異聞・桃太郎伝説

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桃太郎のモデルとなる吉備津彦命の他、もう一人の主役温羅(うら)という鬼の伝説を求める岡山県の史跡巡り旅レポ写真集。伝説の地を繋ぐと、もうひとつの桃太郎伝説が浮かび上がってくる。

神社・史跡の写真とともに伝説を紹介するフィールドワークの集大成。