2020年5月17日日曜日

軍師連盟の曹叡(と中の人)について語る-8

今回は曹叡登場回から、曹叡と辟邪のやりとりについてビジュアルをまとめながら感想を述べていくだけの自己満足回です。視聴途中の方はネタバレもあるのでご注意ください。


辟邪のキャラクター

 ちくま正史三国志明帝紀の項「魏略」には「辟邪」の名が登場する。曹叡がいまわの際で司馬懿を呼び寄せる際に、「宮中でいつも雑用に使っている者」を呼んだと書かれている。そして辟邪は馬を駆って去る。宦官とは書かれていないが、この人物がドラマ辟邪のモデルではないかと思っている。ちなみに、辞書によれば「辟邪」の意味は”古代中国の想像上の動物。鹿に似て二角をもち、邪悪をさけるといわれる。天禄とともに旗などに描かれた。”とあり、麒麟とか鳳凰みたいなものだろうか?郭照によれば、曹叡に長く使えている、ということなので帝位に就く前から崩御まで長い付き合いのようだ。曹叡がお気に入りの宦官に中二病的な名前をつけたのではないか?と想像すると面白い。

 辟邪の俳優さんは張天陽さん。1987年生まれの184㎝。ちなみに曹叡の俳優さんは1981年生まれの182㎝。二人とも身長が高い。並んでいると同じくらいなので全然気にならなかったけど調べてみればでかっ!!と驚いた。年の差は6年。ドラマの年の差はどういう設定だったのでしょうか。張天陽さんは初めて見たときにこんなに顔が整った人がいるもんだな~と感心したのを覚えている。曹叡の後ろに控えているので、顔芸で感情を伝えていることが多い。

 悪巧みの顔が本当に悪そうなので、曹叡を操っているのではないかと疑っていた人も多いと思う。私も曹叡危篤の場面でいつ役に立たなくなった皇帝を蹴り飛ばすのか心配して観ていたら、まさかの純愛だった!!勝手な勘違いからのギャップに、素行はいろいろ問題あるにしてもこの二人は好き。ちなみに、最初に中文字幕で観ていたとき、曹叡が男色好みだという馬謖の言葉を見逃していたことと、表現が上品だったこと、中国ドラマで同性愛表現は御法度という思い込みにより、鈍感にもこの二人がカップルと気づいたのは最後の最後だった。


曹叡と辟邪の萌えな場面集

 初登場から危険な雰囲気しかない曹叡。触れたものは何でも傷つけそうな思春期まるだしの少年の心で曹丕との謁見にナイフを持ち込もうとしている。それを止める辟邪。太子に個人的に近いことが描かれている。この刃物を巡る曹叡との攻防は後も続くことになるのでフラグだったのだろうか。




 曹丕の葬儀を暑さを理由にボイコットした曹叡につきあう辟邪。氷で涼を取っているらしく、スモークが怪しさを増幅させている。プライベート空間で曹叡も辟邪も(ある意味)下着のような格好。親密さがわかる場面。



 曹叡は辟邪によくマッサージをさせている。その対比で曹爽は女性にマッサージをさせている場面があるので、後からそれをみるとじわじわくるものがある。


 曹叡を止める辟邪。ドラマを観ているだけでこれだけ止めているのだから、普段はもっと止めているのではないかと想像される。ちなみに辟邪が曹爽の兵によってひんむかれたときのガチムチ具合を見るとこうじゃないと止められないわな・・・と納得した。実は中の人、張天陽さんはめちゃくちゃマッスルボディで、それを知ってから辟邪を見ると白い着物から肉体美が分かる。



 お茶を出す、香を焚きしめる、階段を降りるときには手を添える。細かい場面で曹叡によく仕えているのがわかる。


 なんでこのシーンが無いんだ!!というあれこれな濃厚シーンは改めて記事にしたいと思います!

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