2020年6月6日土曜日

華山の麓-楊修墓

楊修は才能があり曹操に重用された。曹操の子、曹植と友好があり、彼を補佐した。のちに曹操に疎んじられ殺害されることになる。楊修の墓は華山のふもとにあった。

悲運の才 楊修

 楊修は字を徳祖といい、謙虚で慎み深く、広い才能を持っていた。軍事、国政で携わったことが曹操の意に叶っていた。曹操の子、曹植は楊修と友好を結びたびたび手紙を送っている。曹植を後継者にするために彼を補佐した。曹植が気ままでけじめのないことから後に曹操にうとんじられるが、それでも楊修は曹植と関係を続けた。それが気に入らない曹操は楊修を殺害する。
 三国志演義では抜きん出た才能があるが、それが仇となって曹操に殺害される鶏肋のエピソードが有名。漢中での劉備との戦いにおいて、曹操が呟いた「鶏肋」・・・鶏のあばら骨には食べるほどの肉はないが、捨てるには惜しいところ・・・をひとり理解し、早合点して撤退の準備を始めた。勝手な行動に怒った曹操は楊修を処刑する。  余談だが、ドラマ「軍師連盟」では司馬懿のライバルとして楊修が登場、なかなかの嫌な奴ぶりを発揮する。ちなみに楊修の存在を認識したのはドラマがきっかけだった。

楊修墓を探しに

 三国志演義では漢中で処刑されているが、楊修の墓が華山のふもとにあるというので、華山観光がてら探しに行ってみることにした。華山駅に到着。華山観光をメインに現地ガイドさんに楊修墓へ行きたいとお願いしていた。しかし、どこにあるのか分からないし、華山で一日つぶれるだろうから難しいと思うという返事。

 華山も観光したいし、仕方ないかと血涙を流す。しかし、高速鉄道華山北駅の前で地元のおっさんの白タクをつかまえたときに楊修墓へ行けないか交渉してくれた。おっさんも知らないと言うが、知り合いに聞いてくれるという。
 田舎のネットワークに感謝だ。おっさんは地元の農家で、ヒマな時期は小遣い稼ぎに観光客を華山へ送るタクシー業務をやっているそうだ。おっさんのおかげで近くの住宅地へやってきた。

 こんな感じの農村。たむろしていたおっさんによればこの先の道を曲がったところに楊修墓があるらしい。


 それっぽい墓がたくさん並んでいるが、これはこの辺の農家の人の墓だ。奥まで行っても楊修の墓がない。この中に混じってるのもなんだか嫌だが・・・。もういちど地元のおっさんに聞けば、もう一つ向こうの道を入るんだって。

 ここが入り口。もし訪問することがあればこの青い扉が目印ですよ、変わってなければだけど。ここは人ん家の敷地っぽい。畑が見えてきた。奥に石碑発見!


 墓碑銘に楊修の名前がありました!う、嬉しい。ガイドさんと白タクのおっさんに感謝だ。楊修の墓は背後に華山を望むというなかなかのロケーション。相変わらずもやっているけど感激!その前には畑・・・ここ本当に他人の敷地内だ。


 この近くに漢の城壁があるということで、これなんだけどこの上が畑になっていた・・・漢の城壁が畑に・・・。そのうち整備する予定もあるそうですが、どこの土か分からない土とまぜて形だけ作ってしまいそうな雰囲気がプンプンする。

2020年5月17日日曜日

軍師連盟の曹叡(と中の人)について語る-8

今回は曹叡登場回から、曹叡と辟邪のやりとりについてビジュアルをまとめながら感想を述べていくだけの自己満足回です。視聴途中の方はネタバレもあるのでご注意ください。


辟邪のキャラクター

 ちくま正史三国志明帝紀の項「魏略」には「辟邪」の名が登場する。曹叡がいまわの際で司馬懿を呼び寄せる際に、「宮中でいつも雑用に使っている者」を呼んだと書かれている。そして辟邪は馬を駆って去る。宦官とは書かれていないが、この人物がドラマ辟邪のモデルではないかと思っている。ちなみに、辞書によれば「辟邪」の意味は”古代中国の想像上の動物。鹿に似て二角をもち、邪悪をさけるといわれる。天禄とともに旗などに描かれた。”とあり、麒麟とか鳳凰みたいなものだろうか?郭照によれば、曹叡に長く使えている、ということなので帝位に就く前から崩御まで長い付き合いのようだ。曹叡がお気に入りの宦官に中二病的な名前をつけたのではないか?と想像すると面白い。

 辟邪の俳優さんは張天陽さん。1987年生まれの184㎝。ちなみに曹叡の俳優さんは1981年生まれの182㎝。二人とも身長が高い。並んでいると同じくらいなので全然気にならなかったけど調べてみればでかっ!!と驚いた。年の差は6年。ドラマの年の差はどういう設定だったのでしょうか。張天陽さんは初めて見たときにこんなに顔が整った人がいるもんだな~と感心したのを覚えている。曹叡の後ろに控えているので、顔芸で感情を伝えていることが多い。

 悪巧みの顔が本当に悪そうなので、曹叡を操っているのではないかと疑っていた人も多いと思う。私も曹叡危篤の場面でいつ役に立たなくなった皇帝を蹴り飛ばすのか心配して観ていたら、まさかの純愛だった!!勝手な勘違いからのギャップに、素行はいろいろ問題あるにしてもこの二人は好き。ちなみに、最初に中文字幕で観ていたとき、曹叡が男色好みだという馬謖の言葉を見逃していたことと、表現が上品だったこと、中国ドラマで同性愛表現は御法度という思い込みにより、鈍感にもこの二人がカップルと気づいたのは最後の最後だった。


曹叡と辟邪の萌えな場面集

 初登場から危険な雰囲気しかない曹叡。触れたものは何でも傷つけそうな思春期まるだしの少年の心で曹丕との謁見にナイフを持ち込もうとしている。それを止める辟邪。太子に個人的に近いことが描かれている。この刃物を巡る曹叡との攻防は後も続くことになるのでフラグだったのだろうか。




 曹丕の葬儀を暑さを理由にボイコットした曹叡につきあう辟邪。氷で涼を取っているらしく、スモークが怪しさを増幅させている。プライベート空間で曹叡も辟邪も(ある意味)下着のような格好。親密さがわかる場面。



 曹叡は辟邪によくマッサージをさせている。その対比で曹爽は女性にマッサージをさせている場面があるので、後からそれをみるとじわじわくるものがある。


 曹叡を止める辟邪。ドラマを観ているだけでこれだけ止めているのだから、普段はもっと止めているのではないかと想像される。ちなみに辟邪が曹爽の兵によってひんむかれたときのガチムチ具合を見るとこうじゃないと止められないわな・・・と納得した。実は中の人、張天陽さんはめちゃくちゃマッスルボディで、それを知ってから辟邪を見ると白い着物から肉体美が分かる。



 お茶を出す、香を焚きしめる、階段を降りるときには手を添える。細かい場面で曹叡によく仕えているのがわかる。


 なんでこのシーンが無いんだ!!というあれこれな濃厚シーンは改めて記事にしたいと思います!



軍師連盟ロケ地訪問記-横店影視城へ行こう

中国映画・ドラマファンの聖地、横店影視城 秦王宮に行ってきました!軍師連盟の魏の宮殿で主に登場する建物です。ドラマに登場する建物そのままの景観には感動しました!!司馬懿や曹操、曹丕、曹叡たちがいた場所へ、いざ!! 東洋のハリウッド、横店影視城    横店映視城は...