2019年10月23日水曜日

西安咸陽国際空港から市内へのアクセス(地下鉄編)

 西安咸陽国際空港から西安市内へのアクセス方法がひとつ増えました!2019年の国慶節を前に開通した地下鉄路線こと机场城际轨道を利用してみました。地下鉄1本で高速鉄道の西安北駅へ行くことができます。


第3ターミナルから地下鉄駅へのアクセス

 西安の空港は実は咸陽市という隣の市にあります。これまで西安市内へはバスかタクシーしか移動手段がありませんでした。バスは何路線かあるので、行き先のホテルや駅などへ直接行ける便があればそこそこ使えます。しかしバスやタクシーは城壁が近づくと渋滞に巻き込まれるリスクもあります。

 2019年9月に満を持して地下鉄が開通しました。早速今回の旅で利用してみました。

 西安咸陽国際空港第3ターミナルを出たら左へ進みます。出口にはバスかタクシーの案内しかなく、最初は乗り場が分からずに近くの案内カウンターに尋ねました。おそらく、この先ちゃんと分かりやすい表示ができることでしょう。出口を左に進むと、このような看板が出てきます。

 「机场城际」…漢字のイメージからはどういう意味だが分かりません。しかし、よく見れば看板の下に「Railway」の文字が見えます。鉄道だということが分かります。これが地下鉄乗り場だと確信して看板に従って進みます。乗り場までが長い…ターミナル出口から歩いて、実際に切符を購入して乗り場に到着するまで10分ほどかかると考えておいた方が良いでしょう。



地下鉄を利用して西安市内鉄道駅へ

 切符の券売機。安心してください、現金が利用できます。料金は16元。西安北駅行きのバスより安いですね。この券売機、相当しわくちゃなお札もスゴイ吸引力で吸い込んでくれます。詰まらせたことはないのですが、不安なので高額紙幣は入れないようにしています。タッチパネルに路線図が出ているので、降りる駅と、人数をタッチすれば金額が確定します。切符は1回使い切りのカードが出てきます。


 ゲートにカードをかざして通ります。この手前にはもちろん保安検査があります。乗り場に到着すると、ユニバーサルな地下鉄のデザインに安心します。この路線はライトブルーがテーマカラーのようです。

 車内。まだ新しくとてもきれいですね。ブルーの水玉デザインがかわいい車内です。ちなみに帰りに乗ったときは茶色になっていました。同じ色ではない?


 西安北駅へは33分で到着。そこから地下鉄へ行きたい場所へアクセスできます。今回は荷物を持ったまま鐘楼・鼓楼を見学に行きました。



 以前、車で市内へ送迎してもらったときには城壁付近が大渋滞でずいぶん時間がかかった記憶があります。地下鉄なら時間通りなので安心ですね。始発駅なので座ることができました。バスと地下鉄、目的地により使い分けをすれば便利そうです。


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