2021年12月5日日曜日

四万十川の生活文化遺産 沈下橋

高知県にある四万十川は全長196キロで四国最長、清流として知られています。四万十川には増水時に川に沈むよう設計された橋、「沈下橋」があり情緒深い風景を見せてくれます。

自然と調和する沈下橋

沈下橋は四万十川の特徴的な景観です。橋には欄干が無く、これは洪水の際に水の抵抗を受けにくくして水没させることを想定しています。自然に逆らわず、調和することを大切にしています。沈下橋は地域の生活道路というだけではなく、趣のある景観は観光名所になっています。

沈下橋を歩いてみました。案外細くて、欄干も無いのでちょっとヒヤヒヤ。橋から見た清流の風景の美しさには息を飲みました。晴天で風も無く、リフレクションも綺麗です。

なんと、ちょうど車が通る場面に遭遇!橋の幅は車一台分は余裕で確保されているんだなと分かりますが、これは自分では運転したくない。ハンドル操作を誤ればドボン!いくら清流でも車を落としたくないですね。

四万十川を屋形船でクルーズ

四万十川にはいくつかの屋形船が運航しています。クルーズ好きな私としてはぜひ乗船したく、「四万十の碧」に乗りました。こちらが屋形船の管理小屋。チケットを購入し、川辺に降りて乗船しますよ。

オフシーズンなのか、他のお客さんは三名ほどでほぼ貸し切り状態。ゆったり座れました。水面からの距離が結構近くて臨場感があります。太陽の光を受けて輝く水面がとても美しい。この日は少し水が濁っていたそうです。これで濁っているのか、と驚き。

沈下橋の下をくぐります。屋形船からでないと見られない景色。橋の支柱も細いし、橋自体も板のようでこれなら水の抵抗を受けにくいのだろうなと感じました。船頭さんの話では、沈下橋を渡ろうとした観光客が数年に一度は川に落ちるということでした。おそろしい・・・。

また、沈下橋は水面との距離も短く、子供たちの水遊びの場としても愛されていたそうです。ぜひ後世に残したい風景ですね。

水面近くから眺める四万十川。明鏡止水という言葉が思い浮かびますね。

クルーズではまた違う景観を楽しめるので、ぜひ時間があれば屋形船での観光も楽しんでみてくださいね。


久礼大正町市場でカツオを食す

久礼大正町市場は、地蔵町通りと呼ばれていました。大正4年の火災で周辺一帯が消失。大正天皇が復興費を寄付され、感激した町民が「大正町」と町名を改め、「大正町市場」となりました。

地元の新鮮な魚や野菜、果物を販売する店舗や海鮮丼の店が並びます。海沿いにあるこじんまりした市場ですが、とても趣があります。

【アクセス】
■住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6372
■自家用車:高地自動車道 中土佐IC下車 付近に無料駐車場あり
■JR:土佐久礼駅 下車

高知と言えばカツオ!藁焼きのカツオ丼をいただきました。もうね、とにかく新鮮で美味しい。

初体験のうつぼ料理。こちらはタタキ。まさか、あのうつぼを食べられるとは、驚き。味は極めて淡泊で臭みもありませんでした。

市場の通り。串焼きを買って食べ歩きもいいですね。付近にはアイスクリームなどデザートを楽しめるお店もありました。食事の後は町を散策するのもいいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

軍師連盟ロケ地訪問記-横店影視城へ行こう

中国映画・ドラマファンの聖地、横店影視城 秦王宮に行ってきました!軍師連盟の魏の宮殿で主に登場する建物です。ドラマに登場する建物そのままの景観には感動しました!!司馬懿や曹操、曹丕、曹叡たちがいた場所へ、いざ!! 東洋のハリウッド、横店影視城    横店映視城は...