2025年4月5日土曜日

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦の香港展示会レポ

熱烈大ヒット中の香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」の映画セット展示を香港で開催しているとのことで、会期中滑り込み見学に行ってきました。


香港国際空港のインフォメーションでもPR

映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」を映画館で観たのは2025年2月。SNSで話題になっており、アクションなら一応観に行こうかとのほほんと映画館へ。映画を観終わったときの感想は「なにこれ、すごすぎんか―――!!!」と大興奮でした。

アクションカッコ良すぎて爽快感すごいしレトロな雰囲気のキャラたちもみんな大好きで大ファンになってしまいました。これほど映画作品にハマるのは久々かもしれない。今の時代にこんなアクションを観られると思っていませんでした。

そしてなにやら香港で映画セットの公開をしているというではありませんか。これはもうどうにかしか行くしかない!ということで初めての香港へ。

香港国際空港の出口を出たところでディスプレイにでかでかPRが!!

いきなりテンション上がる!!会場で日本語ガイドツアーもあると情報を得ていたのでつたない英語で係員に尋ねてみると「もういっぱいなのでセルフでまわってね」とQRコードがついたチラシをもらったのだった。それほど日本から乗り込むファンたちがいるということですね。

香港AIRSIDEへ

啟德空港跡地に建てられたショッピングモールAIRSIDEが展示会場です。啟德空港は香港の高層ビルすれすれに飛行機が飛んでいたあの時代に活躍していた空港です。実は香港にさっぱり馴染みのない私でもこのイメージを持っていました。

映画でも九龍城の上空を飛ぶ飛行機を洛軍が見上げる印象的なシーンがありましたね。そんな場所で開催しているというのは胸熱です。

会場へは地下鉄で向かいました。香港の地下鉄の壁はこんなカラータイルになっており、とてもカラフルでレトロお洒落です。


念願のAIRSIDEへ。地下鉄出口から直結で案内も大きくあるので迷わず到着できました。ここからもうわくわくが止りません。看板を見つけて歩く足が速まります。



時差を間違えて開場一時間前に到着す


き、来ました!本当にあったんだ!このネオン看板見ただけでもう心臓が口から飛び出しそうになりました。会場の前にはカフェスペースと物販が。まだ早すぎて無人です。それもそのはず、時差があるのをすっかり忘れて開場の11時より一時間早く到着してしまったのでした・・・・・・。アホすぎる。

しかし、なんとすでに待機列には数名の待ちが。皆さん日本人のファンでした。いやあすごい。結果、ワンちゃんの撮影会タイムが落ち着いたら早めに入場させてもらえることになりました。

大満足の展示会

展示ダイジェスト紹介です。正直スペースは狭いですが、凝縮された濃厚な展示で大満足!!映画に登場した小物や俳優さんの写真など、みっちり詰め込んである素晴らしすぎる空間にもう息をするのも忘れていました。来て良かった、ありがとうございます。なんとこの展示が無料なんですよ。もう感謝しかない。

こちらは信一の衣装!信一カッコいいよね。イケメンナイフ使いバイク乗りというのがたまりません。壁には海外アーティストの写真が。デュラン・デュランやポリス、デヴィッドボウイなどイギリスのバンド関連の切り抜きが貼られており、彼の曲の趣味なのかな。香港の歴史からするとなるほどな環境です。




机の上には洛軍が作った九龍城に見立てた麻雀パイの山。このシーンすごくいい。映画で観たときにジンと来ました。余所者だった洛軍が本当の故郷である香港に居場所を見つけただならぬ愛着を持っていることが感じられるシーンです。朴訥な彼の想いが詰まっています。本当に小物が素晴らしくて、ファンなら感涙ものです。


四仔の部屋ブース。あの風貌で優秀な医者という設定がカッコいい。古いVHSビデオが並んでいますね。その上には愛する女性のイラストが。なんだか切ない設定ですね。



このお面のシーンも良かった。ジャンキーにお仕置きするシーンは暗い雰囲気になりそうなところを爽快な展開に持って行ってくれてホッとしたのを覚えています。黒社会ものはこういう辛いシーンがあるので観るのに勇気がいるのですが、このシーンで無用に暗い気持ちにさせないという制作の意図が伝わってきました。



龍兄貴のサロン。このレトロ床屋の雰囲気、年齢的にギリギリわかるんですよ。だからすごく懐かしさがある。そういう郷愁を味わえるのもこの作品の良いところじゃないかと想っています。この赤い椅子に座って記念撮影するファンも。


各所に散りばめられた写真たちも良い。思い出の中で彼らは生き続けているんだなという気がして泣ける。本当に映画愛に溢れた展示会でした。

お客さんの中には敬老会とみえる方々がおられて若いスタッフに連れられて展示を楽しんでいました。もしかして、九龍城で生活されていた方々なのでは、と勝手に考えていました。映画ファンだけでなく地元の方たちも楽しみに来られていた素敵な展示会でした。




会場の熱気

私は時間を間違えて開場一時間前に乗り込んでしまい、展示は前倒しでそれなりゆっくり見学できました。開場してしばらくは中が空くまで待機になっていました。

そして、日本語が四方から聞こえてここは日本かと錯覚するほど。特に物販列はほぼ日本人。物販スタッフの捌きがめちゃくちゃのんびりなため、1時間半ほど待ちでした。体感的に日本のコンサート物販列なら10分も掛からないくらいの長さでしたが、この混雑は予想していなかったでしょうから仕方無いでしょう。


展示を満喫して帰り、リカーショップで龍兄貴ことルイス・クーの看板を発見。街中でもいろんな場所で兄貴のCMを見ました。いやあ有名俳優ですね。龍兄貴がめちゃ渋カッコ良かったので他の作品も観たくなりました。

まさか香港まで来てしまうとは自分でもよくやるな、と思いましたが来て良かったです。初めての香港で素敵な思い出ができました。



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