2025年1月10日金曜日

西塘古鎮へ行こう

西塘古鎮は風光明媚な水郷の古い町並が素晴らしい。ハリウッドアクション映画「ミッションインポッシブル3」のロケ地にもなりました。


西塘古鎮へのアクセス

西塘古鎮は浙江省嘉興市にあります。上海からバスが出ているらしいのですが、自信がないので高速鉄道で近そうな駅まで移動することにしました。こちらは上海虹橋駅。コロナ前にはここからいろんな街へ行きました。



「陳情令」や「熱烈」を観て好きになった中国の大スター王一博の看板。中国では中華ドラマで今をときめく俳優さんの看板を見つける楽しみもありますね。待ち合い中に虹橋駅の商店で肉月餅を買いました。



新幹線は事前にTrip.comという旅サイトで予約済です。予約時に入力するパスポート番号の紐付けができるようで窓口での紙チケットの交換は不要でした。改札にパスポートをかざすと通過できます。

が、なぜか引っかかるので有人改札ばかり通ることになりました。なぜだ・・・・・・便利さがあまりに惜しい。無事に新幹線に乗り込みました。


車内は日本の新幹線と同じくらい綺麗です。日本で無くなってしまった車内販売もあります。ここは二等座ですが充分快適です。車内のデザインは中華らしいですね。西塘古鎮最寄りの高速鉄道駅は嘉興南のはず。30分ほどで到着です。



西塘は観光地だからバスがあるだろうと思ってバス乗り場に向かったのですが、夕方六時半で西塘行きのバスなどありませんでした。最終は十七時台で終了。昼間観光用の時間割のようです。ちーん。

仕方が無いのでタクシー乗り場に行ってみると、タクシー待ち客はなし、かなりの台数が待機していました。「西塘古鎮」と書いた紙を見せていくらか訊ねたらメーターで走るとのこと(ジェスチャー理解)
中国人の作法に従い前の座席に乗り込んだのですが、中国語がしゃべれない私は運転手と沈黙のまま45分過ごすのであった。運転手さんすまん、後部座席にしておけば良かったかな。


水鏡が美しい夜の西塘古鎮

タクシー料金は120元くらい。助手席に座ったのでナビを凝視していましたが、回り道などせず安全運転してくれて快適でした!こちらが入場ゲート。

西塘古鎮はハリウッド映画「ミッションインポッシブル3」のロケ地になったこともあり、コロナ禍前からぜひ行きたいと思っていました。まさに念願の地です。今夜はここに宿泊しますよ。

そこで気になっていたのが、宿泊客は入場料が必要なのかどうか。事前に確認したら必要、とあったので入場ゲート付近をうろうろしたのですが門番不在・・・・・・。すみません、お邪魔します。


ホテルを探して歩く道で大興奮。このあたりトム・クルーズが走ってなかった?ライトアップも派手ですっかり観光地然としていますが、いいんですよこれで。


風がないので水面に景色がそのまま映っています。美しい。夜の水郷は見る価値ありです。
ところでホテルが見つからないんですよ。Trip.comの地図を頼りにホテルがあるはずの場所をうろうろ。どう見ても廃墟しかない。やばい、もしかして廃業!?






ホテルが見つからず超焦る

結局、困ってうろうろしていたら見かねたお店のおばちゃんが声をかけてくれました。ホテルの情報を印刷したプリントを見せると電話をかけてくれ、橋のたもとに連れていかれて「ここで待って」と言われました(気がしました。中国語分からないのでジェスチャーで理解)

しばらくするとホテルのスタッフと思われるにいちゃんがやってきてスーツケースを持って先導してくれます。しかし、このにいちゃんが連れていこうとしているのが本当に予約しているホテルかがわかりません。地図とは全然違う方向に進んでいくので不安で仕方ない。

で、この路地へ入っていく。え、騙された・・・・・・?もしこのにいちゃんが悪人だったら死ぬかもしれん。不安は絶頂に。だってこの路地ですよ。




長い長い暗い路地を抜けるとちゃんと素敵なホテルがありました!予約サイトで観た外観です。本当にホッとしました。寿命が百年くらい縮みました。

西塘景区内はこんな感じの路地にたくさん民宿があるという形式みたいです。民宿なのでロビーというか、事務室でパスポート確認。にいちゃんがパソコンの操作に慣れておらず、手こずりまくっている。背後から画面が丸見えだったのですが、外国人の宿泊にはいろんな入力項目があるみたいで慣れていないと面倒そうでした。

ここにきて断られませんように、とドキドキしながら待つこと15分。長かった。ちゃんと部屋を用意してもらえました。




部屋は広いしデザインも素敵で綺麗でした。
が、寒すぎる。空調が三十度に設定されていたのですが、全然効かない。まるで外気温と同じです。部屋の中で凍死するかと思いました。これでお湯が出ないとなると本気で凍死。日頃の行いか、ちゃんとお湯は出ました。
いろいろ大変でしたが、現地の方の優しさによりスリリングな思いをしつつも無事に辿り点けたのは良い思い出です。

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