大分別府の地獄めぐり、久々に行ったらリニューアルされておしゃれな観光地になっていました。別府に来たら地獄めぐりはいかがでしょうか。
ここは何丁目?地獄めぐり
別府鉄輪・亀川一帯は1000年以上前から噴気・熱泥・熱湯がすさまじい勢いで噴出していたことが「豊後風土記」に残っています。近寄ることもできない忌み嫌われた土地であり、里人からは地獄と呼ばれることになりました。今ではその地獄を周遊する地獄めぐりは観光の礎となっています。
地獄はそれぞれの特徴から名付けられた海地獄・血の池地獄・白池地獄・竜巻地獄の4つが国指定名勝となっています。
地獄のまわり方
地獄めぐりの観光について、街中に意外とコンパクトにまとまっていました。共通券(大人2000円)にある7か所(海地獄・鬼坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・竜巻地獄)回ればコンプリート。
おススメの周遊方法は自家用車であれば海地獄の駐車場へ車を停めて隣接の鬼坊主地獄、徒歩10分程度でそれぞれほぼ隣接のかまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、車で血の池地獄へ移動、隣接の竜巻地獄を見学がいいでしょう。血の池・竜巻がちょっと離れており、3キロほどありますが、もし歩くのが苦痛でなければ散歩がてら徒歩でもいいかも?だいたいまとまっているので順番に迷うことはないでしょう。
鬼山・白池にも駐車場があるので少しでも歩くのが面倒であれば車移動もアリ。
公式で地獄巡り観光バスがあり、ガイドの説明も聞けるので時間があれば利用してもいいですね。
7つの地獄
コバルトブルーが美しい海地獄。蒸気がすごいです。硫酸鉄が溶解しているためこのような色になるんだそうです。国指定名勝。お土産屋が充実しており、地獄オリジナルグッズや大分のグルメなど買い物ができます。温泉卵やおまんじゅうなどのおやつもあり。
熱を利用して蓮の花を育てていました。地獄に蓮とはなかなかオツですね。
海地獄に隣接の鬼石坊主地獄。コンクリートのような灰色の泥が上がってきた蒸気によりぽこぽこ膨れ上がるのが坊主の頭に似ています。地味だけどなんだか和む。リニューアルしたのかとてもきれいに整備されていました。
ここから徒歩でかまど地獄へ。途中、山地獄というのがありますが共通券には入っていません。動物ふれあいパークっぽい感じでした。子供連れなら楽しいかも。かまど地獄はとくにこれといって有名なお湯があるわけではなく、鬼の像があったりスタッフが蒸気を使った実験などをしてくれる体験型施設かな。
鬼山地獄。怖そうなネーミングですが、わに園です。3月の陽気では熱帯の生き物たちには寒いのか全く動いていませんでした。わに…。
白池地獄。国指定名勝。地味です。透明な湯が温度と圧力の関係で青白く変化するとのこと。熱帯魚館などが併設されているが、めちゃ古い…かつての昭和の観光地館がすごいです。
ここから車で移動し、血の池地獄へ。国指定名勝。こちらは名実ともに有名な地獄でショップが一番賑やかでした。酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積してこの赤色になるんだそうです。思ったより赤くないw
竜巻地獄。国指定名勝。間欠泉で、約30m吹き出す力があります。30~40分に一度吹き上げ、10分程度続きます。吹き出すまでベンチで待機です。
海地獄、鬼石坊主地獄、血の池地獄、かまど地獄には無料の足湯があります。歩き疲れたら利用してみるのもいいですね。
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