超レトロ駅舎の飛騨金山駅に降り立つ
「飛騨金山」ちょっとマイナーな地名ですが、KONAMIのホラーゲーム「サイレントヒルf」の舞台モデルになった昭和の町並みが有名になり、聖地巡りの観光客が訪れるようになっています。サイレントヒルって静岡じゃないの?なんて野暮は置いといて、飛騨金山に行ってきました。
- 住所:岐阜県下呂市金山町大船渡
- 行き方:JR高山本線「飛騨金山駅」下車(特急「ひだ」の一部が停車)
- 筋骨巡りガイド:3,000円〜(2名利用時。人数により変動)
- 所要時間:約2時間
紹介したい写真が多いので、ゲームの舞台をイメージする場所は次の記事「サイレントヒルf」の舞台モデルになった飛騨金山の筋骨巡り【後編】へ。
飛騨金山は下呂市になります。ここから三駅北上すると、有名な下呂温泉があります。
こちらは飛騨金山の駅舎。昭和一桁代に建てられた駅だそうです。かつての鉄道駅はここまでしかなく、ここに列車の回転場がありました。
飛騨金山駅から散策開始
今回は筋骨巡りのガイドをお願いしており、駅に迎えに来てもらいました。ガイドの依頼は金山町の公式ホームページから。人数により金額が変わりますが、私たちは二人参加だったので3,000円でした。ガイドマップがあるので個人散策も可能ですが、町をよく知る方にいろいろ教えてもらえるのは貴重な体験です。
こちらは発電所。この細身の鉄塔は珍しい形状で、鉄塔マニアも撮影にやってくるそうです。この辺りは水が豊富なので水力発電をされています。
鉄橋を渡り筋骨巡りへ
金山橋を渡って町へ向かいます。飛騨川と馬瀬川が交わる場所に金山橋がかかっています。春先で天候も良く、保育園児の散歩に出会いほんわかした気分になりました。
こちらのキラキラタイルはダム建設で集まった作業者たちの盛り場で使われていたものだそうです。ダム建設が終わると人が離れていき、盛り場も解体されました。その一部が町中にこうして残されているそうです。普通に歩いていたら気付かないポイント。
宿場町の風情を残すレトロな町並み。空き家も多いようです。古い建物を保存するのは大変だと思いますが、この風景は失いたくないですね。
昭和の銭湯を見学
筋骨巡りではガイドさんがいろんなスポットを紹介してくれます。こちらは昭和の銭湯です。鍵がかかっているので個人で行くと見学はできないのかも。
木製のロッカー。近くには昭和の指名手配写真が貼られていました。本当に時が止まっていますね。入り口すぐの場所に番台が見えます。天井の扇風機はまだ電気が通っており、動かしてみせてくれました。
浴槽。かなりコンパクトです。壁や浴槽の床のタイルがモダンで洒落ています。男女で石鹸の貸し借りが行われる風景もあったとか。
隠れスポット「最恐の階段」
もう一つの有名スポットは「最恐の階段」
境橋の近くにある恐ろしく急角度の階段で、なんと手すりがありません。
なぜこんな場所に階段が作られたのかというと、地元の釣り人からアユ釣りをしたいという声があったからだそうです。川側に手すりがないのは、増水の際に流されるためらしい。橋からの眺め。段数も多く、かなり急角度なのがわかります。
対岸より。ルパン三世の「カリオストロの城」にもこんな感じの壁にへばりつく階段があったような。悪夢に出てきそうなトラウマ階段ですね。高所恐怖症なので降りてみることはしませんでした。
両面宿儺の伝説
飛騨には両面宿儺(りょうめんすくな)の伝説があります。ひとつの身体に二つの顔、手足は四本ずつ持っています。日本書紀に記された鬼で、人民から略奪をしたため、朝廷が武人を送ってこれを討伐したそうです。伝説には別の一面もあり、武勇に優れた司祭、農耕の指導者で、地域を守った英雄とも言われています。
地方の鬼の伝説は中央からと地方から、それぞれの視点で解釈が異なるのが常ですね。岡山県の温羅も中央から派遣された桃太郎に討伐されていますが、大陸の技術を持った渡来人だったとも言われています。
飛騨金山には鎮守山に両面宿儺を祀る観音堂と、境橋の近くに木造が置かれた祠があります。漫画「呪術廻戦」に登場し、有名になったとガイドさんが言われていました。
飛騨金山のランチスポット
ガイドさんと解散してランチにやってきたのはこちらの「恩家」
古民家を改装したお店で、いろんな種類の釜飯メニューがあります。ランチ営業なので、行く前に開店時間はチェックしてくださいね。
- 住所:岐阜県下呂市金山町金山2430-1
- アクセス:JR「飛騨金山駅」から徒歩約20分
- 営業時間:11:00-14:00 (LO.13:30), 17:00-21:00(LO.20:30)
- 定休日:火曜日(※来店前の確認推奨)
注文したのはとり釜飯とたこ釜飯。炊きたてご飯は美味しいし、小鉢やお吸い物、プチデザートのセットがお得でした。
テーブル席なので足も伸ばせます。若い店員さんがとても気さくで親切で、楽しいランチの時間を過ごせました。「サイレントヒルf」のファンだというお客さんも結構来られているそうです。田舎町なので食事に困るかなと思っていましたが、素敵なお店に出会えて良かったです。
次の記事にゲームの舞台になった裏路地の風景を紹介しています。「サイレントヒルf」の舞台モデルになった飛騨金山の筋骨巡り【後編】へ。
























