瀬戸内海に浮かぶ小さな島、犬島には1909年に建設された銅の精錬所の跡地が産業遺産として残されています。
宝伝港から犬島へ
犬島へのアクセスは船です。岡山県東区宝伝にある小さな港、宝伝港から定期便が出航しています。料金はひとり400円、10分ほどの乗船です。港の近くに駐車場があり、料金は一日500円です。訪問時は瀬戸内国際芸術祭2022の開催期間の日曜日でしたが、朝8時の便は駐車場は空いていました。
港にいた猫。食べ物を食べているひとの近くに寄ってくる人懐こい猫でした。よく見たらまるまる太っており、いい餌をもらっているんでしょうね。
船で犬島へ。ものの10分ほどで到着します。瀬戸内の穏やかな海と島を眺めていたらすぐに到着。犬島精錬所跡の煙突が見えています。船に乗ると、目的地が近付くこの感じがわくわくして良いですね。
最初に立ち寄るのは犬島チケットセンター。美術館や家プロジェクトのチケットを購入する場所です。お土産店やランチやカフェスペースもあります。開くのは9時なので島を散策したり海を眺めて過ごします。豊島などへ渡る船便の整理券もここで配布していました。
島内に点在するアート
犬島のメインは犬島精錬所美術館ですが、島内にはアート作品が点在しています。鑑賞は美術館と共通チケットにて。一部を紹介します。
島内の空き地に突然現われるアート作品。島の自然に調和して作られています。
屋外型のユニークなアートたち。
かつて建っていた民家の木材や瓦などを利用して作られているそうです。島を散策しながらアート作品を見つける楽しさがあります。
産業遺産をアートにした犬島精錬所美術館
1909年に建設された銅の精錬所、犬島精錬所は銅価格の暴落でわずか10年で操業を終えました。島内には煉瓦の煙突や工場跡が残されており、産業遺産として保存されるとともに、アート作品として生まれ変わりました。
この美術館は私のお気に入りです。ここでは説明しませんが、ぜひ訪問してみて欲しいです。感覚に訴えかけるユニークなアート体験は記憶に残ることでしょう。
海岸沿いに続く黒い煉瓦造りの建築は青い海とのコントラストが美しい。10年で廃業したものの、こうして産業遺産として良好な保存状態で残されているのは価値がありますね。
いくつかの煙突が残っており、いろんな角度から見る楽しみがあります。崩れかけの煙突はなんともノスタルジックな雰囲気があります。
屋根が落ちた建物と煙突。この形が教会のように見えて趣深いです。煉瓦造りの近代遺産の建物は趣深い。
黒い煉瓦越しに見る穏やかな瀬戸内の海。
島でのランチタイム
島内にはいくつかのカフェがあります。今回訪問したのは、古民家を利用した「ウキカフェ」。座敷と縁側にテーブル席がありました。まるでおばあちゃんの家のような落ち着く空間。時間をずらしたので1番目の入店客に。その後どんどんお客さんがやってくる人気店でした。
イカとトマトのパスタ。島ならではの組み合わせがユニーク。ハーブ入りのフォカッチャはもちもちで美味しい。ドリンクは紫蘇ソーダ。
お店の外観。自然に囲まれた田舎の一軒家。
ランチの後も島を散策。家から突き出た犬のオブジェ。犬島だけに。
植物園にいたみごとな鶏。本当に毛並みが綺麗で立派でした。
犬島はこじんまりした島なので、アート作品だけさくさく巡ると三時間もあれば充分で、島内を散策してランチをしても半日あればゆっくり観光できました。午後から他の島へ移動する人も多かったです。天気が良くてのどかな島時間を堪能できました。
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