愛媛県伊予市にあるJR下灘駅は海沿いにある無人駅。自然と調和したフォトジェニックなローケーションは映画やポスターの撮影にも使われました。
海が見える駅へ
JR下灘へは自家用車でやってきました。駅の近くに駐車場があるようですが、案内に従って進むとなかなかの隘路で、すれ違いに苦労しながら駅前にたどり着いたのですが、駅の駐車場は5~6台ほど、すでに満車で狭いホームに人が溢れていました。
駅前をそのまま通り過ぎて20台ほどの駐車スペースに向かったのですが、すごい切り返しの坂道で、断念。そのまま広い海沿いの道を走り、防波堤付近のスペースに駐車しました。そこから徒歩で向かいます。徒歩最強。
この日は雲一つない青空。本当に素晴らしい晴天で海の青も美しい。でも砂浜近くを覗き込めばでっかい赤色の藻がたくさん流れ着いており、あまりきれいではなかった。青色のガードレールもいい感じ。
下灘駅に続く線路。こういう風景も徒歩ならゆっくり見られていいですよ。(駐車できた人たちに対する負け惜しみではない決して)
テキスト坂道を登って到着。赤い旧型ポストがある駅舎も趣がありますね。付近は普通の民家で生活道路になっています。小さな無人駅なので入場券も必要なく、改札を通ってホームへ出られます。
これは絶景!ノスタルジックで幻想的な風景が広がってテンション上がりました。JR看板が青色なのもいい。
あの風景。JRのポスターにも使われたそうです。この先に線路と国道が走っているのですが、すぐ向こうが海のように錯覚しますね。
ホームから線路の眺め。ちなみに人が写らないようにしていますが、狭いホームには30人くらいの観光客がいました。友人や家族連れでベンチに座って背中からのアングルを撮影して楽しんでいましたよ。
のんびり電車を待つ
上り・下り合わせて一時間に2本くらいでしょうか。私が到着したときにはあと20分ほどで電車が到着するというので、せっかくだし待ってみることにしましたよ。
この日は連休対策もあってか、JR職員さんが見学マナーについて説明してくれており、無法者はいませんでした。みんなマナーを守って電車から降りる乗客の導線を開けて待っていました。いよいよ(ダジャレではない)電車が入ってきましたよ。撮り鉄じゃないけど思わず大興奮!
空と海に合わせたように車体の色も青!
よく写真で見かけるアングルが撮れました。嬉しい。無人のホームに海と電車、本当に不思議な光景。ちなみに下灘駅には電車で来ることもできますよ。当たり前すぎるけど、意外と盲点かもしれない。
乗客の乗り降りを済ませて発車しました。電線が無いですね。四国を走る電車は割とディーゼルなのかな。黒い煙を吐いています。これもまた情緒がありますね。
今回は昼間でしたが、夕日やもうちょっと雲がある日もまた違った情感があるでしょう。またふらりと来てみたい場所でした。本当に来て良かった!
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