鳥取県の鳥取砂丘は日本三大砂丘のひとつで、南北2.4キロ、東西16キロに及ぶ日本海海岸に広がる海岸砂丘です。長い年月をかけて作られた砂丘は様々な表情を見せてくれます。
砂の美術館へ砂の彫刻を見にいこう
鳥取砂丘には「砂の美術館」があります。ここで見られるのはなんと砂と水で作られた砂像!砂と侮るなかれ、その完成度には驚きますよ。「砂で世界旅行」をコンセプトに毎年テーマを決めて開催されています。会期が終われば砂像は無くなります。まさに一期一会!
2021年は「砂で世界旅行・チェコ&スロバキア編」。ここに訪問したのは久しぶりで、興味のある国だったので嬉しいです。とても綺麗な美術館です。館内メインで屋外にも数点展示があります。
素晴らしい造型の砂のアート。街並みや歴史、文学など様々なテーマの彫像が並ぶ様子はまさに圧巻!これが砂で出来ているのかと驚きます。砂でこんなにも表現できるんだなとひたすら感心!彫刻のデザインもとても緻密で美しいです。国の文化を知ることができるのもおもしろいですね。会期があるので公式ホームページをチェックしてください。
美術館前のお店で売っていた砂丘ソフト。砂に落としたソフトじゃないよ。茶色い粉は砂丘名物のコーヒーです。甘いミルクソフトにコーヒー味がマッチして美味しい。
変化する景観 鳥取砂丘
鳥取砂丘を初めて見たら、ここは本当に日本なのかと思ってしまうでしょう。広大な砂の丘に立てば、まるで異国の地にやってきた気分に。自然が作り出す景観に圧倒されます。
砂丘は砂が細かくさらさらで、歩くと靴が埋もれてしまいます。裸足で歩く人やサンダルを用意する人もいます。私はスニーカーでそろりそろりと歩いて海岸まで行くことができました。裸足だと思い切り歩けるので気持ちがいいかもしれません。夏場は高温注意だそうです。
砂丘は時間帯や天気によって違う顔を見せてくれます。この日は雲が多くて、とてもダイナミックな景観でした。砂丘の真ん中でヨガをする風景も。気持ちよさそうです。
曇りがちでしたが、雲間から差す光りがとても芸術的で美しい。砂丘の高い場所に登ると、日本海の力強い波の音が聞こえてきます。
夜明け前の鳥取砂丘。空の色が美しい。ちなみに夜には星が輝いて見えます。砂丘はライトアップが無いので真っ暗。
風でできる「風紋」早朝だとまだ足跡がついていない綺麗な風紋を見ることができます。いろんな文様があって面白い。まさに風が作り出す芸術。
鳥取砂丘の日の出。朝焼けの海の色も美しい。砂漠と海という不思議な景観はファンタジー世界に迷い込んだような気分になります。バラ色の海がロマンチックですね。ちなみにめちゃくちゃ寒かったです。
陽が昇り始めた。鳥取砂丘は年中無休、無料で入場できるので夜遅くや早朝でも二十四時間入り放題です。この日もたくさんの人が見学に訪れていました。
「ザ・セル」という映画のシーンを思い出した。人のいない砂丘は映画のシーンのように幻想的です。
鳥取砂丘で海鮮グルメ
ここは日本海、ということで砂丘の近くにはたくさんの海鮮丼のお店があります。今回は「見晴らしの丘」で海鮮丼を食べました。このボリュームに感動!具材も新鮮、お米もつやつやで美味しかったです。展望台から海が見渡せます。お土産も揃っているので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。砂の美術館はこの近くにあります。
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