兵馬俑は始皇帝陵の東1.5キロの場所にあり、約2000年の時を経て地元の農夫に発見されました。地下に並ぶ始皇帝の軍隊はまさに圧巻。
本物を見にいこう 兵馬俑博物館
兵馬俑という言葉は歴史の教科書でも習った単語で、きっと聞き覚えがありますね。俑は墓の副葬品として作られた人形を意味します。兵馬俑は兵や馬の人形ということです。
陝西省西安市にある始皇帝陵兵馬俑坑は世界でも最大の考古学的価値のある遺跡です。それが見られるのは兵馬俑博物館。発見された兵馬俑坑をそのまま見学できるようになっています。西安市内から車で約1時間。バスでも行けます。
こちらが有名な1号俑坑。長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートルという大規模なもの。ここには約6,000体があり、展示されているのは2,000体だそうです。同じ顔はふたつと無いというのが面白いですね。
発掘されたときは倒れて粉々という状況で、それを復元する作業が必要。気が遠くなりそう。
二台の銅馬車
この銅馬車は1980年に始皇帝陵の西20メートルから発見されました。発見時は粉々で、それを根気強く復元する作業が必要でした。部品の数およそ3,400個とか。見事な4頭立ての馬車です。
日本の博物館にも展示されたことがありますが、それはレプリカ。本物は門外不出だそうです。
実は秦の時代は詳しいわけでもなく、そこまで興味が無かったのですが本物を見て感動しました。兵馬俑はぜひ本物を見るべき。できることならまた行きたいです。
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