龍門石窟は洛陽市から南約13キロに位置し、断崖に掘られた石窟に数多の仏像を見ることができる。掘削は北魏の孝文帝時代に始められ、400年の歳月をかけて完成した。
中国三大石像芸術のひとつ
龍門石窟は甘粛省の敦煌莫高窟、山西省の雲岡石窟に並ぶ中国三大石造芸術です。伊水という河の両岸に南北約1キロに渡る石窟群を見ることができます。その大きさは2センチから17メートルまでさまざま。ユネスコの世界遺産にも登録されています。
洛陽市街地からのアクセス
路線バスで行くことができます。高速鉄道龍門駅のバスターミナルからアクセスがしやすいです。龍門駅から1元(2019年現在)10駅で「龍門石窟」バス停に到着します。バスを降りるとすぐに入り口があり、迷うことがありません。しかし、ここから石窟まで、かなり距離があります。
こちらが観光センターのチケット売り場。門票90元。冬は営業時間が短いので注意。
博物館もあります。
河岸に伸びる無数の石窟群
チケットを買ってしばらく進むと、やっと川岸に出て入り口が見えてきました。この門の先に石窟群があります。土産物店も並んでいるので欲しいものがあれば買っておくと良いでしょう。
崖にびっしりこのような穴が掘られています。この中に大小の仏像が彫られていました。彫刻は壁面や天井にも。まさに圧巻!!
すべての石窟を見られるわけではないのですが、メインの石窟には階段がついています。最初はテンション高く全部上り下りしていたのですが、途中から見上げるだけに・・・。なかなか体力勝負。中国に行くときは足腰を鍛えておくことをオススメしますぞ。
奉先寺の盧舎那仏座像
奉先寺という寺があるわけではなく、石窟の名前のようです。ここに龍門石窟最大の盧舎那仏が鎮座しています。高さ約17メートル、耳だけでも1.9メートルあるそうです。
休憩時に売店で売っていたとうもろこしを買いました。見た目は美味しそうだったのですが意外とパサパサ・・・日本のスイートコーンを期待していたら肩透かしだった。
遊覧船に乗ってみた
船を見ると乗りたくなるんですよね。
というわけで遊覧船に乗ってみました。乗り場が何カ所かあって、着岸して人が集まったら出発するという運行です。1ルート25元。
水上から盧舎那仏を見学できます。距離は意外と短いです。サクサク移動したければ電動カーもありました。でも行き先をよく確認して乗らないと別の駐車場へ連れて行かれたりします。(連れていかれたよ・・・)
盧舎那仏の対岸にお寺があります。ここまで階段で登れます。見晴らしが良いので時間があればぜひ参拝してみては。
有名観光地だけあって見応えは抜群。両岸をゆっくり歩いて見学すれば3~4時間はみておいた方が良いですね。車の駐車場にはフードコートやお土産店などもあったと思います。
ちなみに私はバスで帰りたかったのに、電動カーの行き先を間違えて駐車場に着いてしまい、やむなくタクシーを使ったのでした・・・。一度高い金額を提示されてえ~っという顔をしたらあっさり値下げした・・・このやろう。
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