仙都風景区のシンボルとなっている背の高い岩は鼎湖峰と呼ばれています。
高さは約170メートル、ドラマ「軍師連盟」でもバッチリその姿が映っています。
仙都のシンボル、鼎湖峰
仙都風景区 基本情報
■住所:浙江省丽水市缙云县
■高速鉄道最寄り駅:縉雲西駅
■営業時間:8:00-17:00 季節により異なる
■門票:90元 循環バス20元
■見学所要時間:約2時間
私が訪問したのは6月半ば。当日の天気は晴れの予報でしたが、市街地では霧が出ていました。だんだん霧は晴れて上空に残るのみになりました。もしかしたら観光パンプレットや軍師連盟中に出てきたような幻想的な霧の風景に出合えるのでは!?と縉雲駅(高速鉄道ではない駅)前からタクシーて仙都風景区へ向かいました。
仙都風景区攻略
仙都風景区は5か所のスポットで構成されており、鼎湖峰もそのひとつ。最初に言っておきます、攻略なんて言ってますが、へこたれてドラマのロケ地である鼎湖峰と三国志的興味で小赤壁の2か所しか行っていません。何せ中国の自然観光地は歩くんです。
まず、仙都風景区にはタクシーで到着しました。風景区の入り口には観光センターがあるのですが、鼎湖峰はその奥。タクシーの運ちゃんにメモで「仙都風景区門票処」と書いて見せたんです。これが観光センターと思っていたのですが、そこを通りすぎて鼎湖峰のある門票処へ直接乗せてきてもらいました。どこに連れていかれるのかとドキドキしていたのですが、この岩を見て安心しました。
ゲートもザ・観光地です。実際、朝一番でしたがすでに団体ツアー客が大勢つめかけていました。チケット売り場はこのゲートの脇にあります。団体さんばかりだったのでここは全然並んでいませんでした。もう一か所小赤壁を訪問して観光センターへ帰ることになるのでバスのチケットも買います。
入口には地図があります。これで全体図を把握できますね。蛇行する河ぞいに見どころがいろいろあるようです。ちなみに観光センターからは車で10分くらいで鼎湖峰につきました。
団体客にエンカウントしないように入場開始とともに滑り込んでまずは鼎湖峰を目指します。案内看板に惑わされながら足早に進んで入口から徒歩10分くらい(迷ったし)で河にかかる橋に遭遇。このときまだ霧が晴れていません。 山の上の白いのは霧です。振り向けば、あの岩!!神々しいくらいでかいです。
岩の頭が天に向かって伸びています。先端に霧がかかって幻想的な風景が目の前に広がって、感激!!軍師連盟の風景とは逆(川面に霧が出ていてほしかったですよね…)ですが、それでもこの自然の織りなす圧倒的な景観は一見の価値あり!!
ややすると霧はすっかり晴れてしまいました。看板に書いてあった伝説を紹介します。
’’鼎湖峰は別名独峰、丹峰、俗に石筍と言う。高さは約170メートル。1億6千万年前に火山の噴火により出来た奇岩で、「天下第一峰」と称賛されている。伝説によれば黄wq帝が峰の頂上に鼎を作り、丹薬を生成し龍となって天に昇ったとされる。”
170メートルあるんですね。近づくと本当に天を衝くほどの高さで思わず感嘆のため息が漏れました。
この橋は鼎湖峰の前に伸びているんですが、ここ司馬懿と曹丕が立って語り合っていた場所ですね。ドラマ中では霧が濃くて、おそらくCGで背景に見える黄帝祠などを隠していたのかなと思われます。
このあたりは鼎湖峰の対岸。第1話の月旦評はまさにこの岩の正面で撮影されています。この辺でチャンバラ劇があったんですね。司馬家がよく河原に遊びにきていましたが、この辺の風景がそれっぽくありませんか??
ロープウエィで絶景スポットへ
ここは黄帝の伝説が残る地で、鼎湖峰の背後には黄帝祠があります。立派な廟に巨大な像が祀られていました。この建物の中で百家姓のキーボルダーや扇子を売っていました。推し武将の名前を買うのもいいでしょう。私は「孫・劉」を買いました。「曹」は残念ながら売り切れ!
ロープウエイは往復40元。片道券があるということは登山道があるんでしょうか。見るからにスリル満点なロープウエィですね。
ロープウェイからの眺め。黄帝祠が男塾に登場しそうな謎の拳法軍団の隠れ家みたいな感じで山の中に見えています。
頂上の景観。パノラマで撮影すれば良かったですね。このすぐ手前の岩が鼎湖峰のてっぺんです。見渡せば曲がりくねった河と山の景観がいかにも中国らしくて素晴らしいです。
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