仙都風景区は5つのエリアに分かれています。そのうちのひとつ、小赤壁へ行ってきました。
三国志と言えば赤壁、ということでチョイスしたのですが、実はここも軍師連盟のロケ地だったのです。
仙都風景区内の移動
鼎湖峰へは朝一番にタクシーで直接向かったのですが、仙都風景区内は循環バスが走っています。間隔は約15分~20分程度。料金は20元。鼎湖峰のチケット売り場でバスチケット込の料金を支払っているのでこれで乗車できるはず。ルートはこのようになっています。行き来しているので目的地の方向へ向かうバスへ乗れば良いですね。
バスはこんな感じで、日本の路線バスと同じです。乗車するときにチケットを見せないと、と思って用意していたのですが、特に声をかけられませんでした。他の人も何も見せずに乗っていきます。これって…いややめときましょう。
奇岩がみどころ、小赤壁
小赤壁は三国志の赤壁に由来しているそうです。バス停について、まず入り口を探すのですが、とくにゲートはなく、河沿いの奇岩が見どころだというのであの辺かなと目星をつけて橋を渡りました。物売りがあるのでこの辺なのでしょう。河沿いに歩いて行くと、ゲートらしきものが見えます。チケットの確認は特にないようです。ここだけ来るなら料金は無料みたいです。
河沿いの遊歩道から龍耕路へ、細い階段を上って崖が浸食によってえぐられた桟道を歩きます。看板にあった龍耕路の伝説。
”龍耕路は長さ400メートルに渡る天然の石廊。幅は約1~3メートル、高さ2~3メートル。壁は凝灰岩でできており、数千年の風化や浸食でこのような形になった。後漢の劉秀が即位以前に王莽の軍に追われここに至り、絶体絶命のピンチに堕ちった。そこに渓流から金龍が現れ、岩を穿ちこの石廊を造って劉秀を救ったという伝説がある。”
古代中国には龍の伝説が多いですね。
低いところがあるので頭をぶつけないように。岩ごしに眺める山河の風景はなかなかおつな感じです。このとき6月半ば。日差しも強く、汗だくになりながら散策していました。ここ、途中に飲み物を買える場所がないので入口の売店などで購入していった方が良いです。観光地だし、中でも売っているだろうと残り少ないペットボトルしか持ち込まなかったため干からびそうになりました…。
メインの小赤壁。この付近もよくドラマのロケに使われるようです。以前は「白岩」と呼ばれた東西約650メートル、高さ60メートルの絶壁で、赤白の縞模様の壁面が炎に焼かれたように見えたので小赤壁と名付けられたとのこと。赤壁古戦場を観に行ったことがあるのですが、これを見てもイマイチピンと来なかったです。
遊歩道をヘロヘロになりながら歩いて適当に写真を撮って帰ったのですが、軍師連盟の後半を観直していたら、あーあーあーここじゃん!!!!という場所でした…。ロケ地巡りに行く前に司馬懿と曹丕のいた岩と橋、曹叡がいた宮殿はよく観ていたのですが、もっと全編観ておけばと悔やまれます…。この遊歩道の先に司馬懿が司馬昭に誓いを立てさせる重要なシーンがありました。
この日は午後から横店影視城へ移動するため、仙都風景区を2か所で切り上げました。1か所どのくらいの時間がかかるかわからないため、それに体力がwwもう歩くんです、広いから!!しかし帰宅して景区内の他の場所もロケに使われていた疑惑が…。仙都風景区は自然が素晴らしい場所だし、中国の観光地にしては人も多すぎないので(多いのは多いですけど)好きな場所です。もう一度リベンジで訪問したいと思います。帰りは観光センターから市街地へ戻るバスで。観光センターにもタクシーがほとんどいなかったです
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