中国と言えば虎だよ!ということでハルビン観光ガイドに必ず出てくる虎のサファリパークに行ってきました。お、そう言えば軍師連盟の後編「虎啸龙吟」の虎つながりではありませんか。何かとご縁があるね。
東北虎林園へのアクセス
東北虎林園は園内に放し飼いのアムール虎をサファリバスで見学できる。虎専門のサファリというのが面白いですよね。場所は太陽島のさらに北でちょっと郊外になります。中央大街のホテルを出発して虎林園の前に停まりそうな名前のバス停があるので、その路線を探してバス停に行ってみました。「百度地図」で出てきた路線が無い…!!出鼻をくじかれてしまった。
近くにいたおっさんに「虎園に行きたいけどどう行くのか」と聞いたらタクればいいじゃんという返事。タクシーでもそんなに高くないはずなので流しのタクシーを止めて価格を聞いてみた。「20元」と言っている。そこまで安くはないだろうが、タクシーを使うことにした。市街地から松花江にかかる橋を渡り、太陽島の入り口を過ぎて郊外へ。40分程度で虎園駐車場に到着。結局、料金は32元だった。20元って言ってたことについて悪びれない運転手。まあ安いからいいでしょう。料金自体は高くないのですが、このように言い値で足りないこともあるので注意。
帰りはバスで帰れました。入り口まで路線バスが走っています。
サファリバスに乗ろう
まずはチケットを購入。今回はサファリのみ見学でバスの種類で料金が変わる。普通の観光バスのような虎を車窓から見るだけのものは「普通車」110元、窓が大き目で網が張ってあり、餌やり体験ができるのはいわゆる「危険車」130元。もちろん危険な方にしました!チケット売り場はこちらの電光掲示板のところ。
バスの乗り場はこの入り口から。中にチケット売り場っぽいものがあったが、こちらはやっていないと言われた。さっそくお土産品がならんでいるのだが、子供向けのTシャツにもリアル虎が描かれており、さすが中国…!!外にはデフォルメのかわいい虎の人形を置いてたのにリアル虎なのか…。大人Tシャツは大阪のおばちゃん顔負けなゴージャスな虎Tを売っていました。虎の顔をあしらったリュックやぬいぐるみもあって、結構日本の動物園のような商品ラインナップだった。けど、このリュックもまたリアル虎で怖いわ!
乗り場はこちら。普通車・危険車と入り口が分かれています。でも乗り場は一緒だった。バスはすでに待機しており、人が集まったら出発するスタイルのよう。タイヤに巻かれたチェーンにちょっとドキドキ。
バスが出発するとゲートをいくつか抜けて虎の話し飼い地区へ。竹林の中にでもいるのかと思ったけど、普通にサファリでした。最初は遠くで寝ている虎しか見えず、まあそんなもんかなと思っていたところ、バスを停車して餌やりの時間を取るという。餌を持っていない我々は横の子連れおばちゃんの餌やりを観ながら写真を取らせてもらう。餌は鳥の胸肉を何切れかバケツに持たされているよう。トングで網の外に餌を出してやるととびつく虎が間近で観られる。しかし中国の虎、デカイ。これは人食い虎がいても不思議ではないと思った。
停車タイムが5回くらいかな?大きなのが寄ってくるとみんな歓声を上げて盛り上がっている。バスの中で謎の一体感があるのが楽しい。餌は塊でもらっているので、何度もあげたかったらコマ切れにしないといけないので、となりのおばちゃんが素手で肉をむしっていた。バスの乗車時間は20分程度ながら間近で活動する虎を見る機会なんてなかなか無いので楽しかった!
徒歩見学コーナー
バスを降りたらトイレがある。この先も歩いて虎を見学するコーナーがあるので、ここで一度行っておいたらいいですね。トイレが謎の豪華さだったので記念写真を。
徒歩で檻の周りを歩いていくと、餌を売っている場面に出くわす。ここでこの看板。野鶏120元とあり、生きた鶏が箱の中でひしめいている。これが噂の生き餌やり…!!日本なら子供がショックを受けるからと絶対やらなさそうだ。水族館で小魚を餌にするのとは何かが違うw
途中、向こうの方で鶏を放って虎がかぶりつく場面が…!!おぉ、間近で見なくて良かった^^;檻の内側に良く見たら鶏の羽や白い骨らしきものが散っていた。南無。
虎園だけなら1~1時間半ほどあれば十分ゆっくり見学できます。ハルビンに来たらせっかくなので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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