リアル工事現場 漢魏洛陽故城
遅め昼食のあとは白馬寺へ向かう。
途中に漢魏洛陽故城の文物碑が数100メートル置きに並んでいる。この一帯が曹魏の洛陽の都跡ということだ。敷地はもう広大すぎて保護されている感じではなく、宅地や畑、ただの空き地が広がっている。
ザ・遺跡っぽい場所を見つけたので車を停めてもらい近づいてみると・・・
こ、工事現場??
でもこの土の感じは城壁跡とも見て取れるが明らかにダンプで土砂を盛っている。こちらが完成図らしい。
なんだこのかまぼこ板みたいなの…これ絶対人来ない。
もとはそこそこ本当の城壁だったのかもしれないが整備してしまうのか…残念。中国ではこんな感じの遺跡が多い。綺麗なんだけどちょっと味気ないというか。保存の方法が強引で驚かされることがままある。
漢代の仏教寺 白馬寺
工事現…漢魏洛陽故城を通りすぎ、白馬寺へ。
ここは漢代の仏教寺ということで、時代的にも三国志にかぶるので訪問してみたかった。真・三國無双8でも景勝地として出てくるしね。
その白馬寺の周辺でレベル低い曹操で走り回っていたら虎に食われたのは良い思い出。
こんなところで日本人。空海像を発見。
洛陽まで私は飛行機と高速鉄道でやってきたけど空海は何日かけて来たのだろうか。果てしない道のりに命の危険もあると思うがそんなスローライフもいいなと思った。
そして最後の目的地、関林へ。
関羽の首が祀られている関林
関林は関羽の首が祀られている場所。孫権は関羽を討った後、劉備の報復を恐れて洛陽の曹操に首を送り届けたという。曹操は関羽の首を丁重に葬った。
陽が翳り郷愁漂う洛陽の街中に関林はあった。
獅子の石像が並ぶ通り。
その奥でいろんな関羽像に会うことができる。
寝ている姿まであるのが面白い。涅槃図を表しているのだろうか。黄金の関羽像はまさにゴッド。
一番奥に関羽の首塚がある。
一周していたのが面白かった。ガイド氏にこのような風習があるのか尋ねてみたら別にそうではないとのこと…香港流なのだろうか。関羽は商売の神様でもあり、香港の方は関羽が好きとのこと。
中国でいろんな場所で商売の神様として関帝廟があるが、ここは関羽の首塚ということで何となく三国志としての関羽に近い気がした。
鄭州東駅へ戻り、ガイド氏とお別れ。
駅の近くにあるショッピングモールを教えてもらったので鄭州最後のご飯に繰り出した。
黒胡椒牛肉炒飯と白菜のスープ。
このスープが誤算すぎた…一人で食べる量では無かった。美味しかったので食べきったけど。
ショッピングモール。
天井に巨大プロジェクションマッピングが仕掛けてあり見応えがあった。
最終日のおまけ。
飛行機が遅れて上海観光ができなかったけど無理やり食べに行ったチェーン店のひとりしゃぶしゃぶ。
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