ルーマニアでドラキュラ城といえばブラン城。実際にドラキュラ公が住んでいた記録はないそうですが、小高い丘に立つ城はいかにもドラキュラ城の雰囲気があり、ルーマニア随一の観光名所のひとつです。
シギショアラ時計塔
シギショアラの朝。今日はこの町を離れるので朝一番に時計塔へ向かう。
時計塔の下。連なるアーチがいかにも中世な雰囲気。このランプが夜良い仕事していた。時計塔のいろんなアングルを探してみるのも楽しい。
時計塔は中に入って上まで登ることができる。15時までだったので昨日は閉まっていた。この日は朝9時にやってきた。中は中世の資料館になっており、医療器具や出土品などが展示されている。狭い階段を登って行く。
これが階段。かなり急なので手すりをしっか持っておかないとコワイ。
ちなみに欧米の大柄な高齢者の団体ツアーと見学のタイミングがかぶってしまい、めちゃくちゃゆっくり移動する羽目になったw
時計塔の上からの眺め。外周がオープンな廊下になっており、もちろん手すりもあるのだが、高所恐怖症な私はこわすぎて半周くらいで帰ってきてしまった^^;中世の町並みが一望できる。
必死でシャッターを切った別の方角。山上教会が見えている!念願の時計塔に入れて感無量!
ブラショフの街へ
シギショアラを出発し、ブラショフへ向かう。途中にあった古い教会。あちこちにこのような雰囲気のある教会があるのがスゴイなあ。後にサスキズ要塞教会と分かった。
ルーマニアもひたすら広い。このような大地がどこまでも続く。どことなく雰囲気が中国に似ているけど、大陸ってこんな感じなのかな。逆に日本て狭いんだなあと思ってしまう。
ブラショフの町についてお昼。ガイドさんに美味しいレストランを紹介してもらった。白い壁と木の組み合わせが温かいお店。
いつものやつ。
お肉たっぷりのシチューとママリガ。ママリガはチーズがふんだんにまぶしてあった。いろんな調理法があるんだな~と感心する。
フレッシュサラダ。
デザートは名物のパパナシ。ルーマニアを代表するお菓子でふわふわのドーナツ。下に中心に穴が空いたドーナツ、上に丸いのをふたをするように乗せてやってくる。だいたいブルーベリーソースがかかっている。あとアイスや生クリームを添えてあることも。
これがおいしい。
ルーマニアに行ったら絶対に食べて欲しい。2こイチで出てくることが多いのでひとりだとちょっと厳しいボリューム。
ドラキュラ城ことブラン城へ
ではブラン城へ!ブラショフはブラン城最寄りの町なんですね。ブラン城はドラキュラ城とされているお城、ルーマニアで一番有名なのはここではないでしょうか。しかし、ドラキュラが実際にここに住んでいたわけではない。
お城の麓にはたくさんの土産物店やレストランが並ぶ。ドラキュラグッズはいろんなものがあり、選び放題。三国志だと好きな武将がない!となるところだがドラキュラはオンリーワンだからまあ。城へ向かう坂道にはハロウィンパーティの横断幕が。面白いパーティになりそう。いつごろからやっているのか、商売気が炸裂しているのが
気にならなくもない…
でもこういうので盛り上げていかないと維持費も大変そうだからな。
坂道の途中から。断崖に立つ城。意外と小さく見える。
いいよ、こういうオブジェ。カッコイイ十字架。
お城の中はいくつかの展示室になっており、吸血鬼・史実のドラキュラについてのパネル展示もあった。
印象的な中庭。井戸は秘密の地下通路に通じており、城の麓に続いているという伝説がある。今は埋められて全く使われていない。
中世の甲冑が申し訳程度に置いてある。スカートはいてるのはいいけど、奥のは大事なところのガードがありませんよ。
とか、別の高い場所からの写真が有名なんだろうな。下からでは全くダメということが分かった。ブラン城、昔より観光客が増えているような気がした。狭い通路を進んでいくのであまり人が多いとちょっと大変。城内の見学を終えて、城の遠景が上手く撮影できるスポットに案内してもらった。いわゆる正面から…うーん、松の木が邪魔でほとんど見えない。これ空撮とか、別の高い場所からの写真が有名なんだろうな。下からでは全くダメということが分かった。
逆向きから。夕方で、城の入場可能時間を過ぎてしまったので
ズームを使うことになった。時間内であればもうちょっと近くで撮影できたのになあ。
そんなブラン城でした。日暮れのブラショフの町へやってきた。こちらも古い町並みが素敵なところです。
この色合い、グランドブタペストホテルみたい。かわいいですね。実際に使っている建物っぽい。
ブラショフのホテル。ベッドが狭いね…これ日本人はまだいいけど欧米人は文句言うんじゃないかな。ホテルは3つ星。ネットの評価が良さそうだったのここにした。実はこの旅行も半分はCtripで予約をしている。実際、すべての予約は問題なく取得できていた。
ホテルの正面にあった教会。街中にオシャレな建物があっていいなあと思うけど日本に寺があるようなもんだと気がつく。ガイドさんとは解散してしまったのでホテルから徒歩圏内のレストランへ行ってみた。
瓶入りのレモネード。
野菜スープ。パンも一緒に持ってきてくれる。
そして始まる生演奏。なんだかいいなあ~。ここにもある熊の毛皮。そんなに熊でるのか。
パパナシ。このように2こ出てくるので、ひとりだとこれが主食だ。
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