哈薬六版画博物館
中国黒竜江省ハルビンの製薬会社、哈薬集団製薬六廠の工場跡が博物館として一般公開され、新しい名所「東洋のルーブル」として観光客に人気です。バロック、ロココ様式を取り入れた荘厳な建築を見上げると、ここが中国だということを忘れてしまいそうです。街の中心部から外れてやや不便そうなので、滴滴で向かいました。
- 住所:黒竜江省ハルビン市道外区南直路326号
- 行き方:地下鉄3号線「海河東路」駅3番出口から徒歩約10分、または滴滴(配車アプリ)やタクシー
- 入場料:無料
- 営業時間:9:00 - 17:00(※月曜休館、最終入場16:00 最新情報は現地要確認)
中央分離帯で「ここだよ、降りて降りて」と降ろされまして中国イズムを感じてしまいました。すでに見えている洋風建築の建物にワクワクが泊まりません。入り口の門まで歩きますが、とにかく大きい。
来るまではどうせなんちゃって建築でしょと舐めていたのですが謝りたい気分になりました。彫刻は細部まで作り込みがすごいし、これだけの石の建造物を建てる財力に驚きです。工場跡という意味がよくわからないです。税金対策なんでしょうか。
こちらが中庭。博物館への入り口はこの置くにあります。なんと見学は無料。社会貢献の姿勢が素晴らしいです。
見事な列柱。中国に来て本格的なヨーロッパ旅行気分を味わえるのはハルビンならでは。
館内見学
館内は製薬会社の歴史や功績、新薬開発などのPRについてのパネル展示がありました。この辺りは社会見学といった雰囲気です。観光客も軽く流し見てスルーしていました。
会社紹介エリアの次にこの豪奢な装飾の通路が現れます。観光客は通路で熱心にポージングして写真撮影をしていました。各部屋に版画や絵画などの展示があるのですが、展示スペースはやはり流し見で通路が一番賑わっていました。
シャンデリアもすごい。この通路は各階にありほぼ同じ構成。後半は見慣れた景色となってきて、観光客も素通りし始めます。最初は混雑するのですが、先まで進むと人が少ないシャッターチャンスがあります。
こちらは製薬会社の市販薬の宣伝。豪華額縁に絵画風のパロディ絵が展示されていました。結構シュールで面白いです。小綺麗に仕上がっているのでAIかもしれません。
漢方やハルビン土産のショップも充実
製薬会社と関連して漢方薬の材料の展示もありました。本場だけあって種類がすごい。木の根や木の実にそれぞれ効能があると発見した先人の知恵はすごいですね。
面白かったのが漢方の材料をゆるキャラにしたマスコットを売っていました。中国でもこういうマスコットのデザインがかわいくなってきて、つい欲しくなってしまいますね。なんでもマスコットにする意欲がすごい。
後半にはハルビンのお土産ショップも。健康測定や相談コーナーなど、製薬会社ならではのサービスを提供しながら市販薬や漢方を販売していました。
館内は結構広くて全部の版画や絵画をゆっくり見ていたら二時間くらいはかかると思います。歩き疲れたのでカフェで休憩しました。こちらは漢方茶やハルビンアイスなどを販売していました。
ひょうたん型ボトルに入れてくれました。お茶は温かかったです。中には白きくらげやクコの実などが入っていましたよ。ほのかに甘い味だったので疲労回復しました。
豪華絢爛、事務所棟ホール
出口手前に最後の見どころが登場します。金装飾の壁に豪華シャンデリア、水は出ていませんが噴水までありました。このエリアの手前にレンタル衣装の店があって、洋風ドレスのコスプレで写真撮影ができるようです。ここで撮影すればゴージャスな写真が撮れますね。
以前、ハルビンを訪問したときには無かった新名所で、ぜひ行きたいと思っていました。見どころは建物外観と通路とこのホールです。お城のように豪華な部屋が連なっているわけではありませんのであしからず。
庶民的なイスラム食堂でお昼
哈薬六版画博物館を出ると中国らしい庶民的な町に出ました。このギャップがすごい。
イスラム食堂でお昼にしました。パイ生地のパンと春雨の酸味白菜スープ。量が程よいのが助かりました。パンはさくさくでほのかに甘く、スープは味がしっかりしていて美味しかったです。
中国語ができなくて聞かれたことに「ティンプートン」だった私に、店のお兄ちゃんがスマホ翻訳で説明してくれました。「主食は何にするのか」という質問だったようで、スープだけでは物足りなかったので主食を合わせて注文できて良かったです。
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黒竜江省ハルビン(哈爾浜)の街並みを紹介。古い洋風建築と中国要素が織りなす不思議な景観が魅力です。中央大街、聖ソフィア大聖堂のライトアップなど夜の景観もあり。
※一部センシティブな内容(戦争遺産)を含みます。
【収録場所】中央大街/聖ソフィア大聖堂/東北虎林園/果戈里大街/果戈里書店/侵華日軍第七三一部隊遺址/師大夜市/グルメ





























