岐阜県養老町にある不思議な公園
数年前に「養老天命反転地」という場所があると知って興味が湧きました。岐阜県に来る機会があったので、ちょっと足を伸ばして行ってみました。JR大垣駅から養老鉄道を使って向かいます。
- 住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2(養老公園内)
- 行き方:養老鉄道「養老駅」から徒歩約15分 / 大垣ICから車で約20分
- 入場料:大人 850円、高校生 550円、小中学生 350円
- 営業時間:9:00〜17:00 毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
養老鉄道の乗り場は大垣駅を出てすぐ。レトロなローカル線の佇まいがいいですね。ホームの鉄骨も懐かしい感じがします。門司港の駅もこんな雰囲気だったのを思い出します。
電車に揺られていきます。車窓から見えるのどかな田んぼの風景、窓から落ちる陽射しがノスタルジーを誘います。
養老駅。瓦を使った駅舎が和風み強くて良い感じですね。古くからの駅舎をそのまま利用しているようです。ちなみに周辺はかなり田舎です。
丁度良い時間に養老公園行きの無料シャトルバスが待っていました。運行状況はホームページなどでご確認ください。曜日や時期により運行されない場合があります。
すべて斜面で構成されている養老天命反転地
シャトルバスで坂道を登るとあっという間に到着しました。養老天命反転地は養老公園の敷地の一部になっています。こちらが案内看板。
ここは美術家、建築家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏のアート・建築プロジェクト作品なんだそうです。窪地を利用して建築物が建てられ、平衡感覚や遠近感を失わせる仕掛けが施されています。
怪しすぎる看板。ここは無料のエリアです。地元の方たち遊びに来ていました。有料ゾーンはチケット売り場で仕切られています。3月だったので芝生はシックな色合いになっています。新緑の時期は鮮やかな緑で美しいでしょうね。
養老天命反転地はすべて斜面で構成されているとのこと。ゆるやかな下り坂を歩いて行きます。カラフルな謎の施設が見えてきました。
ここは養老天命反転地記念館。カラフルなブロックの壁の不思議な部屋です。床は微妙に傾斜がかかっていて立つ位置により風景変化します。
何とも不思議な空間。シュールレアリズム絵画の中に滞在している気分です。工夫次第で面白い写真が撮影できるので映えスポットになっています。
岩を積み上げた山は「昆虫山脈」ネーミングがいちいち文学的です。てっぺんにはポンプ式水道がありました。小学生くらいなら子供でも登れますが、手すりや階段は無いので自己責任です。せっかくなので登ってみましたが、下りは特に怖かったです。
「極限で似るものの家」は見た目から現代アート感が迸っています。地図の地名は実際の日本の地名のようです。ブロックの隙間から入ってみましょう。
生活空間にブロックが侵蝕したような不思議な構成です。現実感が遠くにいってしまいそうです。感性と向き合える哲学的な空間です。
パンフレットにここに入るときの心得が書いてあります。「何度となく家を出たり入ったりし、その都度違った入り口を見つけること」など、不思議な心得が並んでおり、最初に読んで入ると深く楽しめると思います。
メインの館は最初の記念館とこの家でした。あとはフィールドを使った表現になっています。
謎の通路を縦走、その先にあるもの
楕円形の窪地を囲むように通路があったので進んでみました。細いので前方から来る方とは壁にへばりついてすれ違うことになります。
本当に細いです。リュックを背負っていたら持ち上げないと行き違いできません。謎の緑の屋根の建物までやってきました。細い道を延々進むので軽いストレスを感じます。これもアートの一部なのでしょう。
春の山が見渡せます。桜にはまだ早い時期でした。満開になれば美しい景色が広がることでしょう。この道の終着点は・・・・・・実際に行って確かめてみてください。
窪地に降りるといくつかの作品が。かなり気をつけて歩かないとずるっと滑るほど傾斜がある場所があります。
緑の屋根の要塞のような建物の裏側。
ご覧の通り、窪地は結構な斜面です。歩きやすい靴で遊びましょう。
ひととおり散策して約1時間でしょうか。斜面を歩いたのでかなり疲れました。子供たちにとってはカラフルで面白い遊具です。ブロックの上を歩いたり、斜面を走り回ったりして遊んでいました。深い穴がある場所もあるので、目を離さないようにご注意ください。
おもしろいコンセプトの公園でした。ちょっと僻地にあるので公共機関で行くのが大変ですが、ご興味のある方はぜひ行かれてみては。
大垣駅で名古屋飯
養老駅へは下り坂なのでシャトルバスは使わずに戻ってきました。徒歩10分もあれば駅につきます。大垣駅に戻り、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」でランチを食べました。きしめん台湾まぜそば、もちもちの麺が美味しかったです。
名物手羽先もセットになっており、お得感。
次の行き先への電車で養老駅で買った地酒けーきを食べました。カステラにお酒を染みこませてあるブランデーケーキの日本酒版ですね。かなりひたひたでした。地元が頑張ってつくっている名産品を見ると買って試したくなりますよ。





























