劉禅が玉帯を落とした井戸のある洛帯古鎮

成都博物館最寄りのレストランでランチ

蜀の劉禅(劉備の子)が帯を落としたという伝説の井戸がある洛帯古鎮へでかけます。その前に成都市内のレストランで食事。お手軽なセットメニューがあるようです。

炭水化物の麺と煮込み料理、肉料理、スープのセット。中国は大勢で大皿料理を囲むイメージが強いですが、こういうセットメニューもあるんだなと目から鱗です。

鳥かごがディスプレイされたユニークな店内。中国のレストランは装飾が面白いです。お客さんも多くて人気店ですね。

劉禅が井戸に玉帯を落とした伝説を持つ古鎮

成都中心部から約18キロ。洛帯古鎮は三国時代から形成された街で、当時は万福街と呼ばれていました。その後、諸葛亮が市場を盛立てたときに万景街と呼ばれるようになりました。かつて洛帯は落帯と表記しました。

面白いのは、ここには福建省にあるような土楼が見られることです。中国西部で一番の客家の街で、人口の95%を客家人が占めているそうです。客家とはもとは戦乱を逃れて中原から南方へ移住した人々を指します。独自の文化を持ち、土地の人からみて「よそもの」の意味を持ちます。

そんな客家の集合住宅である土楼を見学することができます。まさか四川省で土楼を見ることができるとは驚きでした。

土楼の各部屋は民俗系博物館になっており、客家の生活がイメージできる展示がありました。

張飛と関羽のような門神。Xで紹介すると唐代の名将、秦叔宝と尉遅恭だと教えてもらいました。門神にはいろんなバリエーションがあるんですね。

中国の映える観光地では必ずある衣装レンタル。ここでも美麗な衣装を来てバチバチの化粧をした女性たちが写真撮影をしていました。観光地あるある風景ですね。写真撮影の本気度が高いのでなかなか避けてもらえません。

生しぼりザクロジュースの露店を見つけました。珍しいので1杯注文しました。その場でザクロを切って絞り器にかてくれます。本当のフレッシュジュース。

ザクロ100%ドリンク。爽やかな甘みがあって美味しいです。中国の観光地で見かけるザクロジュース。美味しいのでおすすめです。

劉禅の井戸を探して古鎮散策

洛帯古鎮の名前は一説には三国時代に蜀の劉禅がこの街で遊んでいたとき、八角井に玉帯を落としたことから名付けられたことが由縁と言われています。土楼を出て古鎮を散策。昔ながらの風情がある町並みです。

大通りは観光地らしい風情で、土産物店や飲食店が軒を連ねていました。コスプレショップも多いです。

脇道には庶民的な食堂も。古い建築物も多く、興味深いです。ここで暮らしているひとたちの様子も垣間見ることができました。

劉禅の井戸

古鎮を一周して井戸に辿り着きました。近くの看板は八角井街と書かれており、由縁を感じます。井戸はお寺の脇にひっそりと残されていました。

ここが劉禅が玉帯を落としたとされる井戸。「ちっさ!!」というのが口を突いて出た感想。周囲に説明看板や文物碑もなく、ぽつねんとそこにありました。いたずら防止か、石の蓋が被せられていました。

とても観光PRにはならないこの感じ、三国志遺跡らしい味わいのあるスポットでした。頑張ってやってきてこれだけだとショックかもしれませんが、洛帯古鎮は見どころもあるので成都を訪れたら足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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四川省の省都・成都と周辺を旅行した旅レポ写真集。諸葛亮を祀る武侯祠、劉備の墓「惠陵」、劉禅ゆかりの洛帯古鎮など三国志ファンにもおすすめ。有名な美しい書店「鍾書閣」の都江堰店の幻想世界のような景観は圧巻。

【収録場所】成都武侯祠・錦里・洛帯古鎮・九眼橋・都江堰鍾書閣・都江堰ほか、グルメ写真