魏の武将、張遼の最大の見せ場と言える合肥の戦い。合肥は現在もその名を残し、今は安徽省の省都となっています。張遼が孫権を追った渡し場は逍遥津公園として人民の憩いの場です。合肥とその周辺には魏関連の三国志遺跡が数多く存在しています。
合肥へのアクセス
合肥へのアクセスは高速鉄道、もしくは飛行機があります。今回は上海から高速鉄道で向かいます。地元空港から上海浦東空港へ到着。
浦東空港は2019年現在、第3ターミナルを建設中のようで、完成したら長距離のタキシングの後に滑走路の端からシャトルバスではなくちゃんとターミナルに着けてもらえるんじゃないかと期待しています。しかし、第1と第2が歩いて移動できるだけに第3がどのようなアクセスになるのか気になります。
入国審査を済ませたら高速鉄道に乗るために上海駅へ向かいます。上海虹橋駅からもたくさん合肥行きの便が出ているのですが、今回はたまたま乗車時間が短い便を見つけたので上海駅発にしました。というか、切符予約するときに上海駅発なの気づかなかった…。
地下鉄でも行けるのですが、ちょっとショートカットでリニアに乗って行きます。第1ターミナルから連絡通路を通ってリニアの乗り場へ。リニアは「磁浮」と書いてありますね。漢字の意味そのままです。
こちらが切符売り場。片道は50元、往復だと80元です。帰りも利用する予定なので往復切符を購入しました。切符はカード式です。往復の場合は日数制限があるので確認を。
リニアの乗り場。行き先は竜陽路です。虹橋空港(駅)まで延びたらもっと使いやすいのに、タクシーが廃業するからでしょうか、中途半端な駅が終点です。しかし、早いです。地下鉄で40分くらいかかるところを8分で到着。地下鉄が6元のところ、40元なので時間をお金が買うかどうかです。
最大400キロ出るそうです。行きは300キロでした。帰りに400キロを目撃したのですが、写真を撮り逃してしまいました。
竜陽路は地下鉄と接続しており、乗り換えて上海火車駅へ向かいます。竜陽路はショッピングモールや飲食店があります。通りがかったメイソウがマーベルとコラボしていました。グッズがたくさんあって、品質も良くて廉価でした。これはうらやましい。
上海火車駅に到着しました。まずは切符売り場で予約しておいた切符を受け取ります。地上に出たら分かりやすく道案内の看板がありました。建物は道路の向こう側ですが迷わず行けました。
切符の受け取りは予約番号とパスポートを出せばOK。上海火車駅のチケット売り場は虹橋火車駅ほど混んでいないので良かったです。上海火車駅と上海虹橋火車駅の違いですが、合肥行きの場合は上海虹橋の方が便数が多い気がしました。もし時間変更をするときは便利が良さそうです。
上海火車駅。入るにはセキュリティチェックがあります。大きな駅です。乗り場が左右に分かれており、中央の通りがお土産や軽食のお店になっています。虹橋よりコンパクトで良いかも。
合肥南駅へ。行き先を見ると張遼のテーマ(無双7)が脳内再生されます。
この列車は停車駅が少ないので2時間8分で到着。他の列車は3時間コースが多いようです。合肥南駅。巨大な駅です。
地下鉄で市街地へ
最近公共の場所で見かけるマッサージチェア。携帯決済で利用できます。人がいるラウンジでは現金を払って係員に動かしてもらうこともできます。結構いいんですよ中国のマッサージチェア。ゴージャス!!
待ち時間が長ければ長めのコースを利用して疲れをいやすこともできますね。
合肥南駅は郊外にあるので、中心部へは地下鉄で向かいます。合肥は大きな都市ですが、地下鉄は発展途上といったところでしょうか。路線はめちゃくちゃシンプルです。乗り場の案内も分かりやすいですね。東京の鉄道駅を移動できるスキルがあるなら中国は楽勝だと感じます。
地下鉄「大東門駅」から徒歩5分のホリデイインに宿泊します。このホテルは逍遥津公園まで10分のアクセス。とても便利です。今回の旅はあまり時間がなかったのですが逍遥津には3日間通って張遼像に三顧の礼をしてきました。橋や河沿いのライトアップが綺麗です。周辺は繁華街なので夜も人通りが多く、安心でした。
合肥は2016年にも訪問しており、過去の記事にも情報がありますので、ご興味のあるかたはぜひご覧ください^^
合肥旅(逍遥津公園・李典墓・周瑜墓・周瑜城・合肥市内、郊外の三国志遺跡)
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