台湾で有名な観光地といえば九份。ぜひ夜景を楽しみたいですね。夜景を満喫したいがために九份に宿泊したレポです。
九份へのアクセス
九份は台北からバスや電車で行くことができます。市街地から離れていますが、一大観光地だけあって行き方は分かりやすいです。西門から直行バスがあるようなのですが、旅情を感じるために鈍行列車と路線バスで行くことにしました。
台北駅から瑞芳駅へ向かいます。ローカル列車はレトロで懐かしい感じ。車内は日本の鈍行列車と同じ雰囲気です。
瑞芳駅。田舎の駅という感じですがコンビニもあって旅行者が多いです。駅舎がレトロで旅情たっぷり。九份へのバス停の案内が駅前に貼ってあり、旅行者がみんなそれを見て歩いていくのでついていくとすぐにバス停はわかりました。欧米人も並んでいました。
「九份老街」バス停を降りたところ。眼下には海が広がっています。九份は山の上なので天気が悪いことも多いと聞いていましたが、爽やかな青空が広がっていました。
観光地ならではのコンビニの外観。アジアンレトロで素敵ですね。近くには雑貨やお菓子などお土産物店が並んでいます。ギフトショップの脇から九份の古い通りへ入って行けます。
夜を待って九份散策
夕方になると通りには一気に観光客が増えます。日本語が聞こえてくることも多いです。皆さん台湾だと個人旅行で気軽に来ていますね。
赤い提灯がノスタルジーを感じさせてくれます。日本と文化が近いけど異国情緒を感じられる風景ですね。
観光写真にもよく使われる有名な風景。初日は夜が良いと思って真っ暗になってから行きましたが、後から夕暮れ時が美しいと知り二日目は夕暮れを狙いに行くことにしました。
周辺を散策。坂道を下っていくとこんな感じの風景が見られます。道を逸れてみると山の斜面に明かりが灯る風景も。九份は山の上の街ということが実感できます。
夜九時を過ぎると賑やかだった通りはシャッター街へ。ちょっとホラーですね。本当に人がほとんどいません。観光バスでやってきた観光客や台北に宿泊している人たちがいなくなります。
九份に宿泊
時間を気にせず夜景を楽しみたいなと思っていました。そうだ、ならば現地に宿泊すればいいじゃない、ということで九份に宿泊しました。私が泊ったのは「九重街」という民宿です。九份には大きな観光ホテルがないので、宿泊はこういう感じの民宿になります。
この民宿は繁華街の中にあり、買い物や写真映えスポットへ行くのにとても便利でした。
こちらは一階が喫茶店で二階以上がお部屋になっていました。部屋はこじんまりしていますがきれいでしたよ。
ただおそらくこの周辺の民宿はシャワーとトイレが同じ部屋、そして浴槽なし、つまりシャワーしながらトイレ掃除ができる部屋です。初めて見るとびっくりかもしれませんね。トイレットペーパーを外へ避難させてからサンダルを履いてシャワーを使うことになります。
宿はレトロお洒落な雰囲気が素敵でした。一階は喫茶店。
九份の朝から夕暮れ
翌日もよく晴れて気持ちの良い天気です。海がきれいですね。
あの有名な坂道も朝七時頃なら誰もいません。ただ明るくなって意外とボロ・・・・・・、夜景だからこその幻想的な風景だったんですね。古いアジアの街並みを楽しめます。時々散策している人がいますが車でアクセスできる人か宿泊客か現地の住民でしょう。
この風景を独り占めです。夜も九時以降になると人がずいぶん捌けるので無人の写真は撮影しやすかったです。
前日の教訓を生かして明るいうちから待機してみました。確かに夕暮れの空とお店の明かりがつき始めたあたり、マジックアワーを狙うと幻想的な写真が撮影できそうです。これは空模様にもよりますね。この日は良い感じだったのですが、雲が出てきてしまいました。
あの写真、アングルが同じですよね。行ってみて分かるのですが、写真撮影できるスポットが狭いのです。なのでドローンでも使わないと(さすがに許可いると思う)誰が撮影しても同じアングルになるんですね。
お茶屋さんの前にあるレストランの三階以上のテラス席を予約すると混雑に揉まれずに景観が楽しめるようです。レストランの階段にも人だかり。ここは人が増えてくるとレストランのスタッフがロープをかけてしまうのでお客さん以外は入れなくなります。階段下の狭いスペースはいつでも入れます。
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