震災後間も無い時期でしたが、応援の気持ちも込めて予定していた北陸旅へ出掛けました。
雪山の誘い
雪を見て温泉に入りたいという目的で富山県の宇奈月温泉へ行くことに。私は雪などほとんど降らない温暖な地域に暮らしているため、雪に対する恐怖心は大きかったんです。雪が降ったら身動き取れずに閉じ込められるし、交通も麻痺して一週間くらい足止めになるんじゃないか、という不安妄想がありました。
しかし、昨年思い切って北海道へ旅行したら雪がある地方は主要な交通はきちんと確保されている。なるほど、行ってみて不安が解消しました。
そういうわけで、冬の北陸を目指しました。
富山駅に到着して早速回転寿司のお店へ。ネタのクオリティの高さに圧倒されます。そして、酒がうまい。あまり飲めないけど雰囲気で「立山」を注文。
秘境の湯 宇奈月温泉へ
宇奈月温泉は黒部渓谷の入り口に位置します。のんびり鈍行の旅。二月だというのに、ここへ到着する直前まで雪がほとんど無くて、暖冬なのかとがっかりしていたのですが、いよいよあと一駅のところから一気に雪景色に。
到着した宇奈月温泉駅では立派な雪山の景色を見ることができました。鄙びっぷりがすごいです。昭和の温泉地の風情があります。
スキー場へのリフトがあるというので行ってみました。雪に足を取られるのでコケないように注意。山の上の風景がこちら。何か事件が起きそうなザ・雪山!山水画のように白と黒だけの世界でした。スキー場もやっていなくてちょっとホラーでした。
帰りのリフトからの風景。温泉街が一望できます。バックの雪山の壮大さに感動。
風情があります。遊歩道へ行こうとしたら冬場は閉鎖されていました。黒部方面の交通も今はやっていないようで、冬場は移動が制限されますね。雪山の温泉引き籠もりというのも贅沢です。
ホテル「やまのは」は朝夕ビュッフェ形式。地元の名物を堪能しました。
翌朝は透き通るほどの晴天。青空に白い雪山が映えます。悲しいことに、切符を買って散策していたらどうも落としてしまったようで、買い直しになってしまいました。ポケットに複数のものを入れて出し入れするのは危険。
合掌造りの里五箇山
合掌造りの家といえば白川郷が有名ですが、五箇山という名所があることを知りました。雪山の合掌造りの家を見に行くべく、五箇山へ。
交通は高岡駅からの世界遺産バスを利用。約一時間半弱で到着しました。雪はこの通りちょっと解けていましたが、それでも積もっている場所を歩くのは大変。散策するのに事務所でゴム長靴をレンタルしました。
合掌造りの里と山脈。写真では伝えきれないスケール感です。展望スポットまで山道を登るのですが、積雪が残っており大変でした。これだけ解けても歩くのにひと苦労なのに、本気で積もったら外に出たくないですね。
展望スポットから戻ったら割と汗だくになっていました。立山の水を使った美味しい珈琲とぜんざいをいただきました。珈琲は水だね、と通ぶってみたくなります。
五箇山の名物 五箇山堅豆腐。濃厚で美味しかった。
世界一美しいスタバ 富山環水公園店
富山駅に戻って夜は環水公園周辺を散策。この樹木のライトアップ、中国みを感じて懐かしい。蘇州の川沿いの雰囲気に似ていると思いました。
こちらがスターバックス富山環水公園店。お店を含めたロケーションが素敵です。せっかくなので風景を眺めながらラテでも。
スタバから見える橋。このライトアップもなかなか豪快。
近くに寄ってみました。ド派手!
帰りも富山駅で海鮮を堪能!この海鮮丼のボリューム。はみ出しまくりです。あら汁もついて最高です。美味しいもの三昧でした。秘境温泉も良かったし、何度でも訪れたいです。
東移行の新幹線はカラフルで見ているだけでも楽しい。
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