剣聖・宮本武蔵のふるさとを訪ねる

岡山県美作市には剣豪・宮本武蔵の生家などがある「武蔵の里」があります。風光明媚な里山に囲まれた地を散策しました。

兵法家の剣聖・宮本武蔵

宮本武蔵は江戸時代の剣豪で、兵法家、芸術家でもある。二刀流の開祖で、巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名。

小説や漫画などの題材にもなっており、有名なのですが、私は小次郎との決闘くらいしか知らなかったんですよね。モグリですね。これを期に吉川英治の小説でも読んでみましょうかね。

宮本武蔵のふるさと

「武蔵の里」は兵庫県にほど近い岡山県の東北部に位置しています。山里の美しい自然の残る場所です。つまりは超ド田舎。近くで食事をしようと思ったけどこじゃれたレストランなどはありません。やむなくコンビニでお弁当を買って食べました。

武蔵の里へのアクセス
  1. 智頭急行 宮本武蔵駅から徒歩約5分
  2. 鳥取自動車道大原ICから車で約5分

立派な二刀流の宮本武蔵像。カッコいいですね。年表があったのでここで初めて江戸時代の人物と認識しました。関ヶ原の戦いにも出陣していたそうです。

近くには剣道場も。御利益がありあそうですね。日本庭園には立派な鯉が泳いでいました。

道を挟んで武蔵の生家があります。生家は昭和の火災で焼失し、今は瓦葺きの屋根の民家になっています。大黒柱の位置は同じだそうですよ。ふとんが干してあった。生活感があって良いですね。

吉川英治の記念碑も。小説を読んでみよう。


宮司の太鼓から二刀流の発想を得た 讃甘神社

生家の近くには讃甘神社があります。この神社の宮司が太鼓を打つときのバチを見て二刀流を思いついたのだとか。本当か。

武蔵の姉、おぎんの嫁ぎ先。立派な茅葺き屋根の家です。

武蔵神社と武蔵の墓

鎌坂峠へ向かいます。鎌坂峠は山陽と山陰を結ぶ要所でした。登り始めて三分ほどで武蔵神社と武蔵の墓に到着。道沿いに鳥居があるのですぐにわかりました。石段もさほど長くはない、こじんんまりした神社です。石碑があるので見学していきましょう。

武蔵の墓は神社の裏手にあります。武蔵死後9年目に武蔵の養子伊織によって熊本・弓削の里から分骨され、父母と共に祀られているそうです。

峠をさらに進めば、武蔵の友・森岩彦兵衛の墓があります。墓の跡でしょうか、小さな石碑と看板がありました。その先には本位田外記之助の墓も。同じく草むらに石碑が立っています。

こういう雰囲気、中国の遺跡巡りでも出会った風景に似ておりとても懐かしい。

さらに登ると壱貫清水という湧き水が出ている場所があります。ここで参勤交代中の鳥取藩主が茶を沸かして休息を取ったそうです。綺麗な水が湧き出ていました。

この周辺は山の中で散策しているのは自分だけ・・・川のせせらぎと鳥の声しか聞こえないという本当に山の中。峠の上まで行こうと思ったのですが、あまりに傾斜がきついのと蛇やいのししにでも遭遇しそうだったので引き返しました。峠の上には茶屋の跡があるそうです。

メインのスポットはこのくらいなので周辺の散策は1時間もあれば終わります。

せっかくなので智頭急行宮本武蔵駅まで歩いてみました。途中に見かける大きなホールは宮本武蔵顕彰武蔵武道館です。刀の鍔を模した外観がユニーク。

駅舎はきれいですね。切符を買うのかなと思いきや、無人駅で改札もありませんでしたね。

駅前には幼少の武蔵銅像が。こんなところにもマスクとは、世知辛い。石碑や場所萌えができる武蔵ファンならぜひ訪れてみては。