2021年6月28日月曜日

鬼ノ城 桃太郎伝説を訪ねてー其の壱

岡山県総社市にある鬼ノ城は大和朝廷によって国の防衛のために築かれた古代の山城。桃太郎伝説のモデルとなった吉備津彦命に退治された温羅(うら)という鬼の居城という言い伝えがあります。



桃太郎伝説の地

桃から生まれた桃太郎は犬、猿、きじを連れて鬼ヶ島へ鬼退治に。この有名なおとぎ話のモデルとなった人物がいる。その名も吉備津彦命(きびつひこのみこと)。吉備津彦命は鬼ノ城に住む温羅という鬼を倒し、その首を吉備津神社の釜の下に封じたという伝説が残されている。

温羅という鬼の正体は諸説ある。異国から来た王子であるとか、製鉄技術を伝えた渡来人であるなど、異国の見慣れない外見の人間を鬼に例えたのかもしれない。

古代の山城 鬼ノ城

【鬼ノ城へのアクセス】
・自家用車:山頂の鬼ノ城ビジターセンターまで車で進める。そこから徒歩5分程度。
・徒歩:JR吉備線 服部駅から約5キロ

車で行くのが現実的ですね。麓から約3キロ、離合するのにドキドキの山道をひたすら登っていくことになりますが、駐車場はそれなりに広いです。駅から徒歩だと山道を登ることになります。

山頂には城壁や門の跡が残されており、2.8キロのウォーキングコースになっています。多少のアップダウンはありますが、初心者でも景色を楽しみながらのんびり歩けるコースです。

こちらが復元された西門。



5月の訪問でしたが新緑が目に眩しい。それほど高い山では無いのですが、山頂からの大パノラマの眺めは一見の価値あり。

西門からウォーキングコースを歩いてみました。西門から城壁跡が続きます。

水門と説明がある壁。どこが??と思うのですが、雨が降るとここから水が流れる仕組みになっているようです。


東西南北に門の遺跡がありました。
一周ゆっくり散策して約2時間弱でしょうか。歩きやすい靴と水分を用意して行きましょう。



温羅の名前が刻まれた石碑。伝説では、温羅は鬼ノ城から岩を投げ、それを吉備津彦命が矢で打ち落としたと言われています。岩と矢はぶつかりあい、勝負がつきません。そこで吉備津彦命は矢を2本番えて放ちます。1本は岩に、もう1本は温羅の目を射貫いたそうです。

この伝説はまた次回で。


こちらは鬼ノ城ビジターセンターの展示。発掘現場の写真パネルや歴史について知ることができます。山の模型があるのでコースを確認してみると良いですね。



古民家カフェでランチ

鬼ノ城の近くには総社市のシンボル国分寺、その近くに素敵な古民家カフェ「珈琲と人」があります。古民家をリノベーションした温かい店内で美味しいランチやスイーツはいかがでしょうか。

おそばとお魚のランチセットと濃厚なキャラメルチーズケーキをいただきました。







2021年6月2日水曜日

東京でトルコ気分を味わえるスポット

東京西日暮里にあるトルコ・イラン・ウズベキスタン料理が楽しめる異国情緒溢れるお店「ザクロレストラン」と美しいモスク「東京ジャーミィ」を紹介します。


坂を下りたら現れるバザールな店構え

JR日暮里駅を出て谷中銀座商店街方面へ、階段を下った先にカラフルなアジアンテイストのお店が現われます。綺麗でかわいいトルコ雑貨を販売しているので、お店に入る前につい足を止めてしまいます。


異国情緒溢れる店内

店内に入るとまず目につくのが天井からぶら下がるたくさんのランプ。ダウンライトになっており、とても神秘的な雰囲気。

壁と床にはトルコ絨毯が敷き詰めてあり、異国情緒満載です。食事は床に直接座って食べるスタイル。テーブル代わりの板が置いてあります。夜はベリーダンスも楽しめるそうですよ。その場合はテーブルチャージが必要になります。




中央アジア料理をお腹いっぱい楽しめる

コース料理を注文しました。一通りの料理が運ばれてきたのに、まだまだ料理が出てくるというさまに大盤振る舞い。※2019年訪問時のスタイルです。コロナウイルス流行で提供方式が変わっていますのでHP等でご確認ください。


 スパイシーなケバブ。


 ひよこまめのスープ。


 チキンのソース煮込み。

 

素敵なランプの下で絨毯に座って珍しい中央アジアの料理を楽しめるお店です。店員さんがまためちゃくちゃ陽気で面白い。話し好きなら絡んでくれますよ。

お店のホームページはこちら:

ザクロレストラン | 日暮里にあるイラン・トルコ・ウズベキスタン料理の「レストラン ザクロ」の公式サイトです。 (nippori-zakuro.com)

都内にあるモスク「東京ジャーミイ」

モスクとはイスラム教の礼拝堂のこと。トルコではアヤソフィアやブルーモスクが有名です。実は都内にも美しいモスクがあります。

東京ジャーミィ 基本情報

■アクセス 代々木上原駅下車、井ノ頭通りに出て小田急線の高架下を通り徒歩5分

■開館時間 毎日10:00~18:00 

※礼拝の時間があります。詳細はサイトをご確認ください。

1階には書店やトルコ雑貨を扱うお店があります。日本とトルコの文化交流の拠点にもなっており、読書会やワークショップなども開催されているようです。スタッフの方に声をかけて見学させてもらいました。


礼拝堂に入るには肌の露出の少ない服装で、また静かに見学するようルールが書かれているので目を通すようにしましょう。礼拝に訪れた方が祈りを捧げている姿も見られました。壁面のアラベスク文様がとても美しい。






都内にあるトルコを感じるスポットでした。ちょっと変わった都内観光、いかがでしょうか。見学ツアーもあるようです。

公式サイトはこちら

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